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2014年12月17日 全日本2歳優駿 (川崎競馬) ツイート
川崎競馬 第11レース 連勝伸ばすタップザット
全国公営競馬専門紙協会 日刊競馬
【中央所属馬の評価】
タップザットはダート2連勝。前走のプラタナス賞は大外から息の長い末脚を使い、後に北海道2歳優駿を圧勝するディアドムスを寄せ付けず、時計以上の強さを感じる。父タビットはテスタマッタなどを輩出。小回りは課題も、左回り1600mは合うはず。
ワンダフルラスターはダート3戦2勝。先行して二の足を使うレース振りに好感。500キロを超える馬格、父は2000、2001年のブリダーズカップクラシックを史上初めて制したティズナウの直仔で、血統的魅力も十分。
北海道2歳優駿を制したディアドムス。3コーナーから大外ひとまくりという、インパクトある勝ち方だった。地方のダートに高い適性を示しつつ、3走前は札幌でレコード勝ちも。2走前に完敗したタップザット出走も巻き返しを。
タイセイラビッシュは芝3戦3、8、3着の後ダートに転向し連勝。1600m1分37秒1は2歳秋時点で合格点が付く。先行力あり接戦に強く、先々成長も見込めるカンパニー産駒。
タケデンタイガーは函館2歳S2着。休み明けのいちょうS9着の後、前走は初ダート、初地方競馬の兵庫ジュニアグランプリに出走し5着。芝、ダート問わないフレンチデピュティ産駒だえ、ダート2戦目で変わり身あるか注目も、前走の内容は平凡だった。
【地方所属馬の評価】
北海道のクラバズーカーは北海道2歳優駿3着。積極策の競馬で地方馬最先着を果たした。早めに川崎競馬場に入厩しコンディションは整っている。前走同様積極策で上位を狙いたい。
浦和のラッキープリンスは鎌倉記念3着、ハイセイコー記念7着と前2走は不満残る内容だが、デビュー4連勝で後に兵庫ジュニアグランプリを制したジャジャウマナラシを完封している。外枠だが思い切った先行策で自分の競馬ができれば。
北海道のタケルオウジは道営3勝、前々走サンライズCを制したが、もまれ弱いところあり結果の落差が大きい。とにかくもまれないレースが出来れば。
川崎のグランシェフは北海道から転入2戦を1番人気で取りこぼした。左回り3戦目で慣れてくれば。
川崎のイナズマアリオーンは既に10戦目(2勝)。転入初戦だが、跳びが大きい馬でコーナーのきつい川崎はどうか。
浦和のパーティメーカーは転入後南関東初出走の前走を快勝。時計的にも平凡で、札幌、盛岡からも芝向きか。
川崎のウインバローラスは中央在籍時クローバー賞3着。後転入し3戦も5、8、3着とひと息。デキの良さ生かせれば。
北海道のハイランドグラスは新馬戦1200m1分17秒1と平凡な時計で、前走のトライアルが力通りか。
金沢のアロマベールは北海道から金沢に転じて重賞連勝。ただし、道営時の成績からも当地のレベルの差か。
【解説者の予想】
ここは素質で勝る中央勢が優勢だろう。
中でも注目はデビュー2戦2勝が好内容だったタップザット。特に前走のプラタナス賞はその後北海道2歳優駿を快勝するディアドムスを完封。現時点では頭ひとつ抜けた感じ。
ワンダフルラスターも接戦を制した前走など、能力の高さを感じさせる。ダートに転じて2戦2勝のタイセイラビッシュも、鞍上岩田騎手共々軽視できない。
以下、ダート2度目の変わり身あればタケデンタイガー。このメンバーでは地方勢は劣勢も、早めの入厩で臨戦態勢整ったクラバズーカー。立て直してラッキープリンス。
◎タップザット
○ワンダフルラスター
▲ディアドムス
△タイセイラビッシュ
△タケデンタイガー
△クラバズーカー
△ラッキープリンス
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