おすすめ注目レース

2014年7月 9日   ジャパンダートダービー (大井競馬)  

大井競馬   第11レース   3歳の頂点に立つハッピースプリント
全国公営競馬専門紙協会 日刊競馬

ooi09.jpg【中央所属馬の評価】

兵庫チャンピオンシップ2着のランウェイワルツは上がり最速でエキマエにクビ差まで迫った。スタートひと息で近走は後方からの競馬だが、距離延長はプラス材料で、右回りの方が走りはいい。大井を知る戸崎騎手が再び手綱を取る。
 
メイショウパワーズはユニコーンステークスを2番人気9着。厳しい先行争いに巻き込まれ、前半34秒9ではさすがに持たない。すんなりマイペースならヒヤシンスステークスのように、エキマエ相手に粘り強い競馬をする。すんなり単騎か、勝負どころで早めのスパートが理想。武豊騎手は2週連続南関東重賞勝利中。
 
ノースショアビーチはダート3勝。今南関東でも勢いあるキングカメハメハ産駒。前走のハイペース逃げ切りは見事だった。ダートではほぼパーフェクトのレース振りで、ここも自分の競馬が出来れば押し切れる。
 
フィールザスマートは前走古馬1000万を強烈な末脚で差し切った。1600m1分36秒3はユニコーンステークス2着相当のタイム。ただし距離延長は微妙で、そこが最大のカギになるだろう。
 
カゼノコは1800mのダート3勝。特に前走の鳳雛ステークスは上がり35秒4で大外一気。その末脚はインパクト十分だった。展開に注文はつくが、今の湿って差しの決まる大井の馬場はプラス材料。
 
マキャヴィティは新潟2歳ステークス16着の後、ダート路線に転向したが、ダートグレード競走では兵庫ジュニアグランプリ2着、全日本2歳優駿4着、再び芝2戦を挟み、兵庫チャンピオンシップ4着と勝ち切れない競馬が続いている。ここも着は期待できるがそれ以上となるともうひと皮むける必要がある。


【地方所属馬の評価】
 
地方馬の期待はハッピースプリント。羽田盃、東京ダービーと圧勝で2冠達成。ダートでは負けなしの8勝。東京ダービーのタイム2分5秒9は歴代4位の好タイム。追い切りは予定より速めのタイムが出て陣営は疲れを心配しているだけに、当日のパドックには注目したい。トーシンブリザード以来13年ぶりの羽田盃、東京ダービー、ジャパンダートダービー制覇が期待できる。
 
金沢のケージーキンカメは地方移籍後6戦6勝。馬なり独走の東海ダービーは強いレース振りだった。逃げても2番手からでも競馬出来るが、ここは1番枠だけに主張してマイペースを決めたい。
 
兵庫ダービーを制したトーコーガイアはその前走で完勝のレース振り。ダートグレード競走となると、兵庫ジュニアグランプリで勝ったニシケンモノノフから1.3秒差。同距離の兵庫チャンピオンシップの勝ちタイムとは3秒の差がある。上手く立ち回れば入着も。
 
九州ダービー栄城賞を制した高知のオールラウンドは、7番人気で展開がはまった感もある。まずしっかり追走することが条件。
 
羽田盃2着のドバイエキスプレスは続く前走の東京ダービーで7着。末脚は確かだが、やはり展開待ち。
 
クラウンカップに勝ったワタリキングオーは、続く東京ダービーは6着。上がり37秒9も、勝ち馬からは10馬身の差があった。末脚勝負に徹して、ひとつでも上の着順を。
 
エスティドゥーラは前走古馬B2で経験を積んだが、現状は東京ダービーしんがり負けの力関係で。


【解説者の予想】
 
期待も込めてハッピースプリントの3冠だ。今回はJRA勢が相手になるが、地方競馬の同世代では抜けているし、東京ダービーのタイムも通用の裏付けとなる。
兵庫チャンピオンシップ2着など実績あるランウェイワルツ、ダートでは連勝中で、追い込みに凄みあるカゼノコが強敵だろう。
古馬相手の1000万勝ちあるフィールザスマートもユニコーンステークス上位相当のレベルにあるし、スピード生かして先行するノースショアビーチは展開の利も。メイショウパワーズも南関東で重賞連勝と勢いある鞍上を得て変わり身期待できる。

 ◎ハッピースプリント
 ○ランウェイワルツ
 ▲カゼノコ
 △フィールザスマート
 △ノースショアビーチ
 △メイショウパワーズ
 △マキャヴィティ

 

おすすめ買い目

馬単 9→4 4→9 9→10 10→9 9→8 8→9 4→10 10→4 9→6 9→5

 

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