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2012年1月13日   白銀争覇(SP3) (笠松競馬)  

笠松競馬   第10レース   地元代表 マルヨシロワイン
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

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年末年始開催の直後ということもあって例年手薄になりがちな白銀争覇。それを見透かされてか、遠征馬たちが狙い澄ましてやってきた。兵庫フィオーレハーバーエーシンエフダンズに金沢ヒカルルーキートウショウジオン。これらを迎え撃つのはマルヨシロワインだ。

マルヨシロワイン
は転入当初はひと息だったが、3走目あたりから一変。兵庫の重賞でも見せ場を作り、自己条件圧勝に笠松グランプリでエーシンクールディに冷や汗をかかせる3着となったレースぶりは、もはやオープン馬たる風格が漂っていた。前走の結果や中間の気配にやや物足りなさを感じるが、もうひと頑張りできる仕上がりにはあるという。距離も実は短い方がいいのでは。ここらでひとつ箔をつけたい。

フィオーレハーバーは昨年春に9カ月のブランクから復帰。当初は自己条件こそ連勝したが、オープンではもうひと押しできなかった。が、夏ごろから徐々に本領発揮。常に好勝負できるようになった。1400mのスペシャリストといった雰囲気もあり、笠松GPだけ走れば何とかなりそうなメンバーでもあるので。

ヒカルルーキーは中央では芝のマイル前後を使われていて、ダートは新馬戦で大敗したのみだった。だからダートがどうかと思われたが、金沢ではソコソコこなしている。スタートがもっさりで後方からの競馬になりそうだが、息の長い脚が使える。1400mの流れに戸惑わねば。

エーシンエフダンスは中央では芝の短距離戦線で活躍し、GⅢオーシャンS2着というのもある。ただ、オープンでの良績はそれぐらいで、障害(競走中止)を経て兵庫へ。一応ダートで2勝していることもあり、地方の馬場もある程度こなしている。3走目の今回が攻め馬の動きも一番良かったとか。ピンチヒッターは川原騎手。久々の笠松に燃えぬわけがない。

トウショウジオンはかつて笠松に在籍。3歳戦とC級の成績なので数字はあまりアテにできないが、中央500万を経て金沢に移籍するとオープン手前まで上がっている。その成長度は侮れないかも。距離は微妙だが、元気のよさで何とか。

おすすめ買い目

馬単 9→4 4→9 9→2 9→7 9→5

 

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