Odds Park 競馬

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あけましておめでとうございます。昨年は震災の影響で開催が遅れ、厳しい船出となった岩手競馬でしたが、皆様からの温かいご支援により、無事に年を越すことができました。本当にありがとうございました。岩手競馬も今シーズンは本日を含めて後４日を残すのみとなりましたが、まだまだ熱く盛り上げてい所存です。これからも岩手競馬並びにオッズパークをご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

さて、本題へ。本日のメインレースは明け３歳による重賞、岩手県競馬新聞連盟杯「金杯」（３歳、ダート1600ｍ）。強豪相手の全日本２歳優駿で５着に健闘したアスペクトが登場。全国級の実力を示したとなれば地元戦なら負けられない。２位争いが難しく、ここにきて成長力を見せているトーホクアロー、これまで数度にわたってアスペクトに挑んできたエスプレッソの同厩２頭を相手に有力視したが、すんなり先行できれば渋太いハルトリーゲル、素質引けどらないリアルサンボーイ、勢いのあるウエディングサクラも侮れない。

アスペクト…全日本２歳優駿はスタートから包まれる競馬となり後方追走を余儀なくされたが、３、４コーナーで徐々に進出して直線では少々伸びを欠いものの５着に入る健闘を見せた。これまでの内容からも地元馬同士のここでは実力上位は明白。初の水沢もハンデにはならない。ハイレベルなレースを経験した直後だけに、どのような走りを見せてくれるのか楽しみだ。

トーホクアロー…デビューから４戦目に初勝利を収め、その３戦後にはＪＲＡ認定戦を制して一歩一歩ステップアップしてきた一頭。初の水沢戦となった寒菊賞は右回りに戸惑い４着。前走はゴール直前で進路がふさがり３着と不完全燃焼。水沢コース自体には対応ができてきただけに、うまく相手をさばけることができれば好勝負が可能になる。

エスプレッソ…前走の寒菊賞は勝つには勝ったものの、ウエディングサクラに詰め寄られる内容。若駒賞、知床賞で２着したころの走りを見ると、こんなものではないはず。ここは奮起に期待したい。

ハルトリーゲル…寒菊賞は出遅れが響いて自身の走りができずに９着。前走の４着は厳しい展開になったにもかかわらず見せ場を作って内容的にはまずまずだった。とはいえ、能力的なものを考えるともっと駆けて良いはず。このメンバーでも自己のペースで先行できれば上位に粘り込める。

リアルサンボーイ…前評判の高かった馬が苦しんでいる。南部駒賞は強力な遠征馬のスピードに追走するだけで一杯だったし、前々走の若駒賞ではスタートで出遅れて３着。それでも新馬戦勝ちした素質馬。地元水沢コースを味方にできれば一変の可能性あり。

ウエディングサクラ…前々走のホープフル競争で２勝目をマークして臨んだ寒菊賞は展開の紛れを突いて先頭を行くエスプレッソにハナ差まで迫った２着。斤量が軽かったにせよ、初コースで距離延長に加え大幅な相手強化を克服してのもので大きな収穫だった。ここにきての上昇度は目を見張るものがあり侮りがたい存在だ。