Odds Park 競馬

ジャングルスマイルとナムラアンカーの２度目の対戦。直接対決は百万石賞になるとみていただけに嬉しい誤算だ。さて予想だが、スプリングＣの負けは仕上がりと展開の差、ジャングルの巻き返しが有力。相手はもちろんナムラ。オープン上位常連キタイセ、ゴールデンが続くが、太目解消を図った元中央オープン馬トウショウヴォイスの変化は一考。

◎はジャングルスマイル。ダートグレード２着もあり地元では絶対王者の同馬だが、春初戦のスプリングＣではナムラアンカーの２着に敗れた。ただ、初戦からという気性ではなく、昨年も春初戦はＢ１で辛勝だった。毛ヅヤなどまだ本物ではないが、実戦を２度叩いたし、４分程度の仕上がりが６部程度には上がっている。６月に行われる大一番、百万石賞で再び頂点につくためにも、もう負けられない。

○はナムラアンカー。ジャングルスマイルに土をつけたスプリングＣは立派。仕上がりや展開の差があったにせよ、発馬・ダッシュが昨年よりも上手くなっており、一冬越しての自身の成長も感じさせる内容だった。長距離向けで千七でも稍短い印象はあるが、以前よりスッと前に行けそうな今の感触なら、守備範囲と見たい。先行→渋太さ発揮で再度逆転を狙う。

▲はキタイセユニバース。地元戦では非常に安定しており、外差しが決まりにくい今の馬場でも前走は連を確保。完敗続きのジャングルスマイルに加え、それを破っているナムラアンカーの存在。真っ向勝負では厳しく厚めに買いたいのは３着だが、スロー→瞬発力勝負といった展開にでもなれば、一角崩す可能性も…。

△はゴールデンミション。今季は調子がもう一つでレースでも行きっぷりが一息。それでも差しに回って崩れを回避しているのは地力の賜物だろう。叩きつつ感触は出てきており、近戦よりも更に動けそう。ジャングル＆ナムラの牙城を崩すのは至難だが、３着争いなら十分。

注はトウショウヴォイス。前走は大敗したが、障害帰りで間隔も開いて太目残し。割り引いて考えてもいいし、元中央オープン馬でジャングルやナムラすら圧倒可能な実績馬。前回以上の攻めを課して絞り込みを図った中間。力関係がハッキリしている他馬よりも面白い。