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2011年2月23日   フェブラリーカップ (園田競馬)  

園田競馬   第11レース   充実一途キヨミラクル4連勝へ
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 中司 匡洋

sonoda02.jpg今回の注目はキヨミラクル。目下3連勝中で、特にここ2戦の内容が実に鮮やか。自身重賞2勝目となった前々走の新春賞では、当時7連勝中と勢い付く若武者コスモハレルヤに対し、貫禄を見せつけるかのような「おいでおいで」の競馬で勝利。続く前走は不利な距離に思えた1400m戦だったが、今までにないほどの末の伸びを見せての勝利だった。これまでは好勝負はするがあと一歩が詰め切れないという印象だったが、今までがまるで嘘だったかのような近走の充実振り。ここは同馬の勢いに期待する。タガノバロナークも同条件2連勝中と勢い付く。今回のメンバーは今までとは違い強豪揃いだが、近走内容に非凡なレースセンスが窺えるだけに、同馬逆転も視野に入れておきたい。以前に比べ、近走はやや精細を欠く場面は多いがイイデケンシンも実績的には十分チャンス。園田2戦2勝の今回転入初戦プレストンペスカも不気味な存在。展開ハマればヒストリーの一発も。

キヨミラクル…テンのスピードがあまり速くないだけにAクラスの1400m戦ではどうか、という疑問があったが、そんな考えをあざ笑うかのような前走の内容だった。逃げ馬がハイペースで引っ張って行く中を3番手好位から追走。勝負所では反応にややモタつく面を見せたが、直線に入ってからは一気に弾け、粘り込みを図る先行馬達をゴール前でキッチリ捕らえ切る強い内容だった。これまでは勝負所で内にモタれる面を見せたりと、素直に力が出せない事が多かったが、ここに来て少しずつそういった面が解消されてきたように思える。追い切りも前走に引き続き好時計をマーク。仕上がりは万全だ。

タガノバロナーク…兵庫へ昨年12月に再転入。当時は以前在籍時の条件や交流戦の内容から、編入条件が厳しいのではという評価で5番人気とやや低いものだった。しかし、蓋を開けてみれば勝ち馬にコンマ2秒差まで迫る2着と好結果の内容。続く2戦目は好位からソツなく抜け出し楽勝。前走も勝利し目下連勝中。やや前走から間隔は開いたが、最終追い切りは好時計で動けており、休ませた事でリフレッシュできたように思える。近2走よりもメンバーは骨っぽいが、今の勢いならアッサリ決めても不思議はない。

イイデケンシン…前走はいつもの粘りが見られず4着に敗退。季節的な影響からか、近走は馬体が太め残りに出やすく、その点が精細を欠く結果を生んでいるように思える。ただ、その馬体でも勝ったのが前々走の今回と同じA1A2混合戦であり、地元戦なら見直しは十分。重賞3勝はメンバー随一の実績で、主役級の力は十分備わっている。

プレストンペスカ…今回転入初戦ではあるが、これまでの2勝は園田で行われた交流戦で挙げた勝利で、馬場相性は証明済み。JRA戦では勝ち星はないものの、成績を見れば小倉や中京コースに適正を示しており、小回りコースはベストの舞台に思える。昨年8月以来という点で評価は下げたが、実績的にはいきなり好走の場面も十分有り得そうだ。

ヒストリー…前走は4着ながら勝ち馬とはコンマ2秒差と接戦の内容。成績を振り返れば、過去にはA1クラスで2勝を挙げており、言うなれば陰の実力者。やや他力本願なイメージもあるが、穴で狙ってみたい一頭だ。

おすすめ買い目

馬単 2→8 8→2 2→5 5→2 2→4 2→10 8→5 5→8

 

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