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2011年2月18日   ゴールドジュニア(SP3) (笠松競馬)  

笠松競馬   第9レース   勝利の鍵は馬場にあり?
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村 博之

kasamatu06.jpgこれまで東海地区で行われた重賞の勝ち馬が全部出走してきた。それだけ抜けた馬がいないということでもある。そして今回は前残りの馬場がカギ。そのあたりを考えて思い切った狙いを。最前列に陣取るサカジロタイヨー、モエレウェバリング、マルヨコンバット、後方から末脚勝負のミサキティンバー、コアレスバトラー、オーナーシップとの組み合わせはいかが?

最前列の中ではマルヨコンバットを最上位に。恐らく3番手の競馬になるだろう。新馬戦を快勝すると、2走目の秋風ジュニアを1400m1分27秒9の好時計で快勝。いくら馬場が軽かったとはいえ2戦目、2歳9月の時点で簡単に出せる時計ではない。続く兼六園ジュニアCでは4角で逸走してほぼ手中にしていた勝ち星を逃したが、そういう幼い面があるからこそ、まだまだ伸びしろもあるというものだ。直前は3頭併せで意欲的な追い切りを消化。「仕上がりはまずまずですよ」と尾島騎手。久々でも素質で何とかできていい。

逃げるのはサカジロタイヨーだろう。ヒシウォーシイと同じ馬主さんで同じ厩舎、同じ鞍上である。笠松を席巻する可能性は十分だ。使うたびに力をつけてきた印象。今の馬場を最大限に生かす。

モエレウェバリングは底力という点では見劣るが、競馬はうまい。サカジロタイヨーの番手につけられれば粘り込みがあっていい。ライデンリーダー記念2着時より状態はかなり上とか。

ミサキティンバーは古馬と初対戦だったとはいえ前走の5着は物足りない。まあ追い込み一手の脚質だけに、不発も覚悟せねばならないということか。今の馬場ではどうかだが、中途半端に行くよりは末脚勝負と決め打ってほしい。ゴールドウィング賞時のように最内を突きたい。
 

コアレスバトラーはライデンリーダー記念の勝ちっぷりからすると、古馬と手合わせした2、3走前が物足りなかったが、前走、園田ユースCではしぶとく脚を伸ばして2着に来た。調子落ちというわけではなさそうだ。今回も末脚勝負に徹してどこまで。

オーナーシップは前走のメンバーで勝てないようではここで大きなことは言えないが、全成績(2250)、ライデンリーダー記念でも3着があるように、相手なりのタイプなのかもしれない。ここも無欲の勝負に徹して漁夫の利を待つ。

個人的には印を打たなかったミラノボヴィッチ、エルウェーオージャだが、地力では1、2を争う馬である。今開催は好位につけながらも伸びあぐねる馬をしばしば目にするので思い切って外してみたが、まっとうな狙いをされるのなら外せないところだろう。

 

おすすめ買い目

馬単 7→4 7→6 7→10 7→5 7→3 4→7 4→6 4→10 4→5 4→3

 

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