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2011年2月11日   佐賀記念 (佐賀競馬)  

佐賀競馬   第10レース   アドマイヤスバルが2度目のタイトル獲得へ
対馬 大樹

saga-01.jpg【中央所属馬の評価】
アドマイヤスバルは昨年(中央・地方を含み)7走すべて重賞を使い掲示板を外さなかった。帝王賞、東京大賞典はいずれも4着。JCダートでは0秒2差3着と善戦。このメンバー相手なら力は一枚上の存在といえよう。金沢、名古屋の小回りコースでも良績を残しているし、初めての佐賀でもこの馬の器用さがあれば心配はない。2度目のタイトルへ期待十分。

マカニビスティーは昨年の東京ダービー馬。古馬初対決となったプロキオンS、休み明けのJCダートは不本意な結果に終わったが、前走の名古屋グランプリではハナ差2着。ブリンカー効果も大きく、堂々復活をアピールした。上昇顕著の4歳馬、稽古の動きも申し分なし。今回もM・デムーロ騎手が騎乗。昨年(フサイチピージェイで2着)の雪辱に期待。

マイネルアワグラスはブラジルC(2008年11月)以来、白星から遠ざかっているが、ダート2000メートル戦ではシリウスS(G3)勝ちがあるし、昨年門別で行われたブリーダーズGCではシルクメビウス、カネヒキリに次ぐ3着入線とこの距離では堅実に走る。上位争い十分。

メテオロロジストは前走で準オープン特別を勝ったばかり。いきなりオープンで重賞と条件は厳しくなったが、持ち前の先行力は平坦小回りコース向きだし、鞍上は昨年の佐賀記念をラッシュストリート号で優勝した武豊騎手。自分のペースで逃げられれば一発あっても。

セレスハントはこれまで1600メートルまでしか距離経験がないが、昨年のサマーチャンピオン(佐賀)の覇者で当地を経験している強みがある。初めての2000メートルは確かに不安も、小回りコースなら立ち回りひとつで何とかなっていいだろう。先行策なら前残りも可能。


【地方他地区所属馬の評価】

グランシュバリエは昨年のJBCクラシック7着も勝ち馬から3秒以上も離された。地元戦を勝っての挑戦だが、JRA勢相手では入着級の評価が妥当。

マルヨフェニックスは前走敗れ連勝はストップしたが、東海地区ではトップクラスの実力を誇る。昨年の名古屋大賞典では地方馬最先着の4着と健闘。穴で。

トウホクビジンは今年すでに3戦して今回が4戦目。タフさが売り物でも上積み面で疑問が残る。ここも相手が強いし、評価控え目。


【九州地区所属馬の評価】

マンオブパーサーはJRA在籍時にダービーGP優勝の実績。佐賀転入後の活躍も光るが、今回はJRA勢より重い59キロとハンデが厳しい。

メガチューズデーは昨年の中島記念の覇者だが、ダートグレード競走初挑戦で一気に相手も強化。デキの良さだけで通用するほど甘くはないだろう。

ヘイアンレジェンドは九州地区でトップクラスの実力を秘めるが、ここに入ると家賃が高過ぎる。持ち時計でも見劣りは否めない。

タニノウィンザーは昨年このレースで7着にきたが、今年は昨年以上に相手が強力。仕上がりは悪くないが、入着以上となると展開の助けが必要。


【解説者の予想】

JBCクラシック、ジャパンCダービーで連続3着、そして東京大賞典4着とダート一流馬を相手に上位を争ってきたアドマイヤスバル。今回のメンバーに混じれば力は一枚上の存在。平坦小回りも心配ないし、2度目のタイトルは目前。マカニビスティーは昨年の東京ダービー馬。その後2戦は不本意な結果に終わったが、前走の名古屋グランプリでハナ差2着と復調を示す内容。ブリンカー効果も大きかったようだ。上昇著しい4歳馬。逆転の筆頭はコレ。経験豊富なマイネルアワグラス、先行力が魅力のメテオロロジスト、距離克服ならセレスハントも出番十分。今年もJRA勢の壁は厚そうだ。

おすすめ買い目

馬単 9→3 3→9 9→1 1→9 9→5 5→9 9→10 10→9

 

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