Odds Park 競馬

好調な馬が揃い上位はなかなか混戦。その中でタガノバンビーノを筆頭に推す。前走は3着に敗れてしまったが依然好調な状態を維持している。1400ｍに戻って巻き返しに期待だ。相手候補は前走約半年ぶりの勝利をしたシンボリブラントと追い切りで圧巻の動きを見せたマイネルフリーデンの2頭。他に前走で久々に勝ち復活したユキノジャガーや安定感が増したオキナワノペガサスも侮れない存在。

タガノバンビーノは2連勝で臨んだ前走はJRA所属時以来久々の1700ｍ戦が影響したのか多少掛かり気味だった。上位2頭は強かったがそれにしてもこの馬らしい伸び脚を見せられなかった。今回は1400ｍに戻るのでこの馬の持ち味である一気の脚が見られるだろう。最終追い切りでもなかなか軽快な動きを見せており仕上がりに不安は無い。鞍上の松平騎手とのコンビは4着以下が無く相性は抜群。当然の巻き返しに期待だ。

シンボリブラントは前走の勝利が約半年ぶりの勝利だった。内容も中団からレースを進め、3コーナー手前から一気に2番手まで進出。直線では突き放される場面があったがゴール前でキッチリ捕らえての勝利だった。その後も順調に乗り込まれており、追い切りでは素軽い動きを披露していた。安定した成績を残していた頃に比べるとまだまだ良化途上だが上々の仕上がり状態にある。前走勝ちの勢いで昇級即勝利の可能性も十分にある。

マイネルフリーデンは今回が兵庫に転入3戦目。前走はスンナリ好位に付くものの4コーナーまで前が壁になってしまっていた。しかし直線で前が開くと鋭く伸びて完勝だった。そのレースから約1カ月開いているが入念に乗り込まれており仕上がりは良好だ。1週前追い切りでは鞍上のゴーサインに素早く反応し併走馬を1秒突き放すほどで圧巻の動きだった。今回が昇級戦になるが力はここに入っても上位だ。

ユキノジャガーは前走の勝利が昨年の3月以来の勝利だ。その前走はスタンド前から先頭に立ち、そのまま押し切る内容だった。この勝利をキッカケに浮上できる可能性は十分にある。オープンクラスで入着の経験がある馬で力は遜色ない。久々の1400ｍ戦で多少不安はあるがスンナリと流れに乗れば一発あってもおかしくない1頭だ。

オキナワノペガサスはここ最近のレース振りに安定感が出てきた。特にここ2走はこの馬のスピードを活かす競馬で接戦を演じている。中間の調教もしっかり乗り込んでおり高いレベルで安定している。スンナリ先手を奪えればここでも崩れる競馬はしないだろう