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2011年1月 4日 名古屋記念(SP1) (名古屋競馬) ツイート
名古屋競馬 第11レース 距離短縮、賞金ハンデになってますます激戦!?
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村 博之
なかなかの好メンバーがそろった。勝ち負けはキングスゾーン、マルカハンニバル、シンワコウジの3頭とみた。先行争いがモツれるとノゾミカイザーにもチャンスが出てくる。カモンネイチャ、ショウケイもあきらめない。
キングスゾーンの前走、総の国オープン勝ちは2~4着馬が高知馬、笠松馬、高知馬ということからしてうのみにできないが、2走前の笠松グランプリの2着は価値がある。超豪華メンバーだった笠松GP。マルヨフェニックスには一気に差されたが、イイデケンシンとの競り合いには負けなかった。この馬らしいレースぶりが戻ってきている。同型はそろったが、競りになるのは大歓迎。距離もいい。相手関係も望むところ。あとは59㌔のみ。
マルカハンニバルは名古屋GPで地方馬最先着の5着。上がりの競馬に持ち込んだのが裏目に出た印象もあった。今回は控える競馬になりそうだが、当地に来てからの走りをみると、その方がむしろいい感じさえする。2500mを走った疲れもないというのなら。
シンワコウジは夏休み明け初戦が案外だったし、2走目の東海菊花賞も思ったほど走れなかった。前走は勝って当然のメンバーである。休み前の走りができて五分に渡り合えるかといった顔ぶれだけに、半信半疑の面は残る。控えるのなら外に出したいが、それがすんなりいくかどうか。じゃあ、喧嘩覚悟で逃げの手に出るか。展開も悩ましい。
ノゾミカイザーはこの馬にしてはこれだけ順調に使えるのが何より。先行争いが激しくなって展開が向きそうな気もする。ただし、自力で勝ちに行くまでは?
カモンネイチャのここ2走がもうひとつなのは状態面もあると思うが、もしかすると力負けなのかもという疑念も残る。そのときより順調にきているという今回ではっきりさせたい。
ショウケイは当地に再転入してからももうひとつブレイクできない。父サンデーサイレンス、母はオークス馬アドラーブルという血統だ。このままでは終われないが…。
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