レース展望・予想

重賞3勝の実績上位リストン「ブルームカップ」(笠松競馬)

2023/07/20

7月20日(木)の笠松競馬メイン第11レースは「ブルームカップ」(3歳、笠松競馬場1800メートル)。

8月のSPI・岐阜金賞トライアルの新設準重賞に好素材が集まったが、主役は実績上位の名古屋の◎2 リストン(牡、荒巻透厩舎)。三冠路線の第一冠・駿蹄賞を含め、重賞V3の実績派は、東海ダービーでも見せ場十分の走りでアピール。デビューから無敗のままダービー馬になった難敵セブンカラーズを捕まえようと積極的に仕掛けて3着にバテたが勝ちにいく走りをしたため。それでもコンマ8秒差3着に止まったのは高い能力の証だった。大一番は終わったが、中間は緩ませず追い切りメニューを消化。笠松出張戦は4月・新緑賞Vで経験したのもアドバンテージ。何よりセールスポイントの高い先行力は馬場が軽く、直線が短い笠松コースでいっそう生きる。ラストの一冠・岐阜金賞に弾みをつけて臨むために、しっかり勝ちきりたい。

相手筆頭も着実に力を蓄える名古屋の○1 ペップセ(牝、今津勝之厩舎)。さきの東海ダービーは6着に終わったが、前走の当地・クイーンカップで待望の重賞制覇に成功。重賞級のトップクラス不在だったとはいえ、直線で一度交わされながらも差し返す、勝負根性の良さを発揮した価値ある勝利だった。実績で上回るリストン相手にどんなレースをみせるか、見逃せない。

もう1頭の名古屋からの出張馬▲8 インナーサンクタム(牡、原口次夫厩舎)も馬券に欠かせない。地元名古屋の特別戦を連続連対中で、前走は新たに矛先を向けて、笠松出張戦の3歳1組特別を早めの抜け出しで完勝。シャープな決め脚は距離延長も望むところ。2頭のタイトルホルダー相手にひと泡吹かせたい。

地元勢では△7 ワールドミッション(牡、田口輝彦厩舎)に期待がかかる。近2走は不本意な走りと結果に終わるが気難しい気性のため。スムーズに流れに乗って快勝した4月・若鮎賞(オープン)の再現を狙う。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 2⇔1・6・7・8(8点)
3連単(フォーメーション) 2→1・6・7・8→1・6・7・8 1・6・7・8→2→1・6・7・8(24点)

ブルームカップの出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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