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レース展望・予想
兵庫からの刺客ニシケンボブ「ゴールドジュニア」(笠松競馬)
2023/02/09
2月9日(木)の笠松競馬メイン第9レースは「第47回ゴールドジュニア」(3歳牡牝、笠松競馬場1600メートル)。
北陸・東海・近畿の3地区交流重賞に将来性豊かな精鋭9頭がスタンバイ。遠征勢ただ1頭の存在となったが、変わらず交流重賞で圧倒的な強さを見せる兵庫勢の◎9 ニシケンボブ(牡、兵庫・高本友芳厩舎)がV最短だ。レベルの高い北海道でオープン3勝を含むトータル4勝も見逃せないが、昨年暮れには7着に留まったものの、全日本2歳優駿JpnIに参戦した飛び切りの好素材。転入初戦だった前走の園田・3歳AB特別も鮮やか差し切りで仕留め、改めて力の確かさを証明した。先行力があって控えるレースもこなせ、最後にしっかり末脚を伸ばす。レース運びもうまいとあれば、成績が出るのも当然だろう。初コース、輸送競馬など不安材料もあるが、ワンクラス上の全国レベルの力でねじ伏せる。
東海勢では地元の○5 スタンレー(牡、後藤正義厩舎)に熱視線が注がれる。東海2歳王者決定戦のゴールドウィング賞はセブンカラーズの3馬身差2着に終わったが、すでに3勝を挙げる実力派。復帰予定がスライドし、ぶっつけ本番での復帰初戦になったが、併せ馬の追い切りをぶっ千切ったようにまずまずの仕上がりと気配。ミニ充電したリフレッシュ効果のほどをいきなり発揮したいところだ。
初の笠松出張戦に矛先を向けてきた▲6 ブレイブゾロ(牡、今津博之厩舎)も高評価が必要。前走・新春ペガサスカップは5着に終わったが、ハイペースの逃げでしかも勝ち馬に早めに交わされる厳しい展開だった。先行力が生きる小回り笠松コース替わりは間違いなくプラスに作用する。
3歳1組特別連勝と軌道に乗ってきた△2 ミトノシャルマン(牡、角田輝也厩舎)も3連単候補に欠かせない。
<おすすめの買い目>
馬単 9→2・5・6・7(4点)
3連単(1軸流し) 9→2・5・6・7(12点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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