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レース展望・予想
強敵不在でヒロチャンに勝機「新春特別」(笠松競馬)
2023/01/11
1月11日(水)の笠松競馬メイン第10レースは「新春特別」(3歳1組、笠松競馬場1600メートル)。
転入後、未だ勝ち星はないが、実績がワンクラス上の◎4 ヒロチャン(牝、栗本陽一厩舎)がV争いをけん引する。昨冬に北海道から移籍後、堅実な差し脚を発揮するが、2、3、2着といずれも勝ち切れずに終わる。ただ2走前が準重賞、そして前走は重賞・ライデンリーダー記念。しかも前走は競り合ったゴール時の勢いではむしろ勝り、アタマ差惜敗と勝ちに等しい内容だった。北海道での初勝利までデビューから10戦を要したように勝ちみに遅いタイプだが、自己条件で強敵不在の戦いやすいメンバー構成。ゆったり流れて差し脚が生きるマイル戦も向く。待望の当地初勝利のチャンスを逃したくない。
最大のライバルは勢い一番の○9 ニャー(牝、加藤幸保厩舎)。転入後の2戦では、2歳2組→1組特別とともに逃げ切って2連勝。こちらも北海道1勝と力の裏付けがあり、勝ち時計を短縮したことから上昇ムードもうががえる。初のマイル戦も勢いあふれるスピードであっさり克服しても驚けない。
そのニャーに、前走コンマ1秒差3着と好勝負をした▲1 エンドオブウォー(牡、加藤幸保厩舎)もV圏内。前走はニャーに主導権を握られたが、ロスがなく先制しやすい1枠スタートはプラスに作用する。ベストの先制が叶えば逃げ切りも可能。
ひと息入った臨戦だが、調教、追い切り気配がいい△7 ロッソ(牡、後藤正義厩舎)は相手なりに走れるタイプ。馬券に欠かせない1頭だ。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 4⇔1・7・8・9(8点)
3連単(フォーメーション) 4→1・7・8・9→1・7・8・9 1・7・8・9→4→1・7・8・9(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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