レース展望・予想

転入後2連勝スズカサンサンに注目「初茜特別」(笠松競馬)

2023/01/12

1月12日(木)の笠松競馬メイン第10レースは「初茜特別」(C級1組(イ)、笠松競馬場1400メートル)。

10頭すべてが前走勝利の好調馬対決。激戦必至も、移籍後2戦2勝と上昇一途の◎5 スズカサンサン(牝4、後藤佑耶厩舎)が主役だ。北海道では勝ち星は挙げられなかったが、4戦中、2度2着に食い込んだ地力派は、手ごろな相手に替わった東海移籍でブレーク。転入戦を難なく主導権を握ってあっさり逃げ切ると、相手が強化された前走のC級14組特別では一転、差しに回って中団から鮮やかに抜け出し連勝。レースセンスやまだ奥のあるところをアピールしてみせる。しかもまだ4歳と伸びしろたっぷり。好調なライバルぞろいの初めての1組特別参戦だが、不安よりも期待感が勝る。

逆転候補は多いが、最大のライバルは持ち時計上位の○10 イールドブラック(牡5、笹野博司厩舎)。2走前のC級1組特別はマイル戦ともあって6着に留まったが、仕切り直しの前走を2番手からシャープに抜け出し、1分30秒7の絶好タイムで快勝。中央時や南関東在籍時の主戦場も短距離だった。舞台は前走と同じ1400メートル。セールスポイントの先行力がもちろん生きる。

上積みの大きさ魅力は▲8 コパノシューマン(セン5、後藤正義厩舎)。再転入戦だった前走はブランクの大きい約8カ月半ぶりの実戦ながら、早め先頭から難なく押し切ったのは高知での武者修行の成果。地力アップに成功し戻ってきた。7戦5勝と当地とは好相性を誇る。久々を叩いたことで中間ムードもアップ。連勝へ虎視眈々(たんたん)だ。

2走前に同条件でクビ差2着に粘ってみせた△9 アルビレオ(牡5、加藤幸保厩舎)も有力なV候補。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 5⇔1・8・9・10(8点)
3連単(フォーメーション) 5→1・8・9・10→1・8・9・10 1・8・9・10→5→1・8・9・10(24点)

初茜特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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