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レース展望・予想
遠征で変わり身あるペイシャケイティー「奥飛騨温泉郷特別」(笠松競馬)
2022/12/09
12月9日(金)の笠松競馬メイン第10レースは「奥飛騨温泉郷特別」(A級3組、笠松競馬場1400メートル)。
◎4 ペイシャケイティー(牝4、榎屋充厩舎)が鮮やかな変身を遂げる。今秋転入後、2、11、1、7着と好凡走を繰り返すように、強さとモロさが同居する。前走は粒ぞろいの地元名古屋のA級2組特別のメンバーも影響したが、ひと息のスタートで終始中団でもまれる不得手の展開も大きかった。事実、すんなり流れに乗って早めに抜け出した2走前ではA級4組特別を鮮やかに勝利。2着に粘った転入初戦(A級3組特別)も主導権を握り、自分のスタイルに持ち込んだレースだった。いかにスムーズな競馬でリラックスして走れるかがポイント。初めての出張戦も、先行タイプにとって馬場が軽くなる笠松コースは本質的に合う。名古屋よりも手ごろなメンバー構成になるのもプラス要因。あっさり巻き返していい。
地元笠松勢では○7 マジックバローズ(牡7、森山英雄厩舎)は馬券に必須だ。差し一手の脚質もあって勝ち切れず、当地では未勝利だが直線で決まって末脚を伸ばすクラスの安定勢力。先行勢が多い構成で、速い流れや少しの展開利があれば、待望の笠松初勝利が見えてくる。
クラス2走目の前走5組でA級初勝利を飾った▲8 ヒシハムザリバー(牡7、加藤幸保厩舎)。相手は強化したが相手なりに走れるタイプで、好走が多い外枠スタートが好材料。好勝負が期待できる。
穴は△1 タイセイトレンディ(セン7、後藤佑耶厩舎)。転入初戦は大きく失速したが、中央2勝の実力派。中間の追い切り気配がよく、好走の多い短距離に舞台も変わった。一発が不気味。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 4⇔1・6・7・8(8点)
3連単(フォーメーション) 4→1・6・7・8→1・6・7・8 1・6・7・8→4→1・6・7・8(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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