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【競馬】「ばんえい十勝からのお知らせ」令和2年度は発売額が最高額を更新し、初の480億円超

2021/03/22

2021年3月21日
帯広市

令和2年度ばんえい十勝開催終了報告について
~発売額が最高額を更新 初の480億円を超す~

 北海道帯広市が主催するばんえい十勝は、2021年3月21日(日)の開催をもちまして令和2年度の開催を終了しました。全26開催150日間(新型コロナウイルス感染症対策により4月24日(金)~7月6日(月)までの34日間無観客競馬開催)の発売金額の合計は、48,352,787,900円 (前年比:155.55%)、帯広競馬場の総入場人員は161,944人(前年度比:54.23%※7月11日(土)~3月21日(日)までの116日間)でした。発売金額は、昨年度を上回り帯広市単独開催最高額となりました。
 また、昭和28年(1953年)に帯広市、旭川市、北見市、岩見沢市の4市がそれぞれ主催し発足したばんえい競馬最高発売額である平成3年度(1991年度)の32,292,488,800円を上回りました。

 【帯広市単独開催の発売金額および本場入場者数】
 年度  開催日数  発売金額(円) 本場入場者数(人)
平成19年度 150日 12,933,971,600 237,165
平成20年度 150日 11,555,358,700 214,808
平成21年度 150日 10,736,137,400 200,176
平成22年度 151日 10,568,312,900 247,416
平成23年度 154日 10,364,421,300 245,782
平成24年度 153日 10,494,580,600 254,081
平成25年度 153日 11,662,642,800 268,693
平成26年度 153日 13,218,352,600 278,263
平成27年度 152日 14,579,315,600 282,932
平成28年度 152日 16,154,093,000 267,997
平成29年度 150日 21,992,641,500 281,632
平成30年度 151日 24,429,193,700 289,457
令和元年度 151日 31,085,678,100 298,624
令和2年度 150日 48,352,787,900 161,944


帯広市農政部ばんえい振興室ばんえい振興課のコメント

 令和2年度の「ばんえい十勝」開催終了にあたりまして、主催者を代表し、一言お礼を申し上げます。
 帯広市単独開催14年目となった今年度は、全国で新型コロナウィルス感染症が拡大し、北海道においても緊急事態宣言が発出される中、昨年4月24日の開幕は無観客でのスタートとなりました。
 その後も、準備をしてきた帯広競馬場でのイベント開催が中止となるなどし、それに替わる催しやファンの皆様へのプレゼント企画など工夫を凝らしてきたつもりではございますが、やはり、ばん馬達の一生懸命ゴールを目指す姿、迫力あるレースを競馬場でご覧いただくことが、「ばんえい競馬」の最大の醍醐味でありますことから、1日でも早く競馬場にお客様をお迎えできるように、スタッフ一丸となって準備を進めてまいりました。
 7月10日に全国でイベントの開催制限が緩和されたことを受けまして、翌日11日に帯広競馬場にお客様をお迎えすることができ、最終日3月21日、1年のフィナーレを飾る農林水産大臣賞典「第53回 ばんえい記念」には、昨年は無観客だった競馬場にお客さまの声援が戻ってきたことに感謝と感動を覚えました。
 「ばんえい記念」もトップホースが終結しての久しぶりのフルゲートで、昨年31連勝の金字塔を打ち立てた「ホクショウマサル号」の優勝、そしてこれまでばんえい競馬のスターホースとして一時代を築いた「オレノココロ号」、「コウシュハウンカイ号」「ソウクンボーイ号」の最後の雄姿を目の前でご覧いただけたことに安堵の気持ちで一杯になりました。
 また、前日20日の「イレネー記念」でもキタノタイショウ号産駒のオーシャンウイナー号が制し、数少ない産駒の勝利で父子制覇を成し遂げたこと、メムロボブサップ号が前人未踏の3歳、4歳の三冠レース全てを制したことなど、今年度は、ばん馬達の話題豊富な1年間でした。
 今後の競馬開催につきましても、不透明な状況にはございますが、来月4月23日の開幕に向けて準備を進めてまいります。来年度も多くのお客様のご来場を関係者一同、心よりお待ちいたしております。
 最後になりますが、1年間、多くの皆様から応援いただきましたこと、心より感謝申し上げます。そして、来年度も「ばんえい十勝」を応援いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

以 上

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