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【競馬】「岩手県競馬組合からのお知らせ」〔重賞〕一條記念みちのく大賞典 みどころ

2018/06/15

平成30年6月15日

重賞 一條記念みちのく大賞典 みどころ
~ 平成30年6月17日(日) 水沢競馬場 18時5分発走 ~

岩手県競馬組合

 岩手最高峰を決める伝統の一戦「第46回一條記念 みちのく大賞典」の枠順が確定しました!
里帰り戦を貫禄の違いマザマザに完勝。連覇に王手エンパイアペガサスは2枠2番
トライアル・あすなろ賞を快勝。叩かれるたびに凄みを増す一方グランウブロは5枠5番
今季初戦で久々の美酒。ベストの水沢2000mで2度目制覇を狙うコミュニティは3枠3番
あすなろ賞2着で反撃の狼煙。初距離は巧みなレース運びで克服チェリーピッカーは8枠8番!!
 6月17日(日)、水沢2000mを舞台に行われる岩手伝統の一戦「第46回一條記念みちのく大賞典」(M1)の枠順が確定しました。
 このレースの優勝馬主には社台スタリオンステーションの協賛により、種牡馬ハービンジャーの配合権利が提供されます。
 エンパイアペガサスは昨年、報知グランプリカップ(船橋)優勝から里帰り。一條記念みちのく大賞典、桐花賞のビッグレース2つを制圧。今年も同様に南関東へ移籍し、今度はオグリキャップ記念(笠松)優勝の勲章を手にして帰郷。初戦のA級戦を横綱相撲で完勝し、みちのく大賞典へ自信の登場です。過去、重賞10勝をマークしたエンパイアメーカー産駒。水沢2000mも3戦2勝2着1回と信頼の条件です。実戦を一度叩いてみちのく大賞典は予定どおりのステップ。スリーパレード、スイフトセイダイ、グレートホープ、モリユウプリンス、メイセイオペラ(3連覇)、トニージェント以来、史上7頭目の連覇なるか、期待が高まります。
 グランウブロは南関東4勝から転入。初戦は2着に敗れましたが、2戦目を豪快なマクリで快勝。続くトライアル・あすなろ賞(準重賞)は2番手から抜け出しを決め、成長一途の4歳馬が迫力を増す一方です。2000mは未経験ですが、1800m戦の内容を見ればおそらく問題なし。トライアル1着からみちのく大賞典制覇は昨年のエンパイアペガサス、3年前のコミュニティと同じステップ。4歳の若武者が岩手の頂点に立つか注目です。
 コミュニティは今季初戦を快勝。2016年11月以来、久々の勝利を飾り、健在を誇示しました。 3年前、みちのく大賞典で2着モズに10馬身差の大差をつけて圧勝。また、前年の桐花賞で帝王ナムラタイタンを破る金星をあげたのが水沢2000m戦。ベストの舞台を迎え、後輩たちにアッと言わせたいところです。
 チェリーピッカーは一昨年、中央未勝利から転入後、圧巻の12連勝をマーク。前記コミュニティ以来の快進撃を披露しました。初重賞制覇となった青藍賞後は白星から遠ざかっていますが、前走・あすなろ賞2着で復調の兆し。初の2000mですが、レース運びのうまさに定評があり、克服十分。
 ヴェリイブライトは東海地区から再転入。叩かれながら良化を見せ、前走3着にまとめました。過去1800m4勝、2000m2着1回と距離延長は望むところ。スンナリなら軽視できません。
 エイシンエルヴィンは転入初戦の芝1700m戦でサンエイゴールドに4馬身差で圧勝。続くかきつばた賞(芝2400m)はマークが厳しく7着に沈みましたが、気配落ちなし。今度はダートに替わりますが、南関東オープンで0秒3差4着なら問題なさそうです。
 古馬伝統の一戦「第46回一條記念みちのく大賞典」の発走は17日、18時5分。優勝馬の名前は水沢と盛岡を往復する馬運車に刻まれ、岩手ホースマンにとって最高の栄誉。王道を制するのはどの馬か、ご注目下さい。

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