オールスター競輪　著名人予想

今日から第65回オールスター競輪が西武園競輪場で開催される。ユーチューブではプロレスラーの武藤敬司さんがアンバサダーとして大会をP R していました。ものまねでタレントの神奈月さんとガールズの梶田舞とのトークは面白く、ケラケラ笑いながら拝見させていただきました。私は過去8回のドリームに選ばれていて、ドリームでは2回、優勝せてもらっている。特に1988年の岸和田オールスターでは、当時無敵を誇る滝澤正光の先行を馬場進との番手競り合いから差して勝ったレースは、私のベストレースの中の一つで、今でも最高の思い出でになっている。ドリームレースはファン投票で選ばれたベスト9、選ばれた選手は自分の力を出し切り、ファンの心に残るパフォーマンスを心掛け頑張って欲しい。今日からナイター競輪で6日開催、ビールを片手に楽しめる開催になりそうだ。

西武園オールスターが開幕した。特別競輪の1R1番車は、その開催で期待される選手が抜擢される。初日に抜擢されたのは嘉永泰斗、サマーナイトでの落車欠場で心配していたが、冷静な動きから捲って1着、今開催期待出来る動きだった。2日目、今日の1R1番車は犬伏湧也、彼は中速から高速にかけてのダッシュが素晴らしく上位の選手でも油断していたら離れるほどのスピードを持っている。初G1となるが力を発揮し、大会を盛り上げて欲しい。初日のドリームレースを振り返ると、後ろ攻めから一気にかました脇本雄太が古性優作を振り切って優勝した。初日の強さを見れば完全優勝も期待出来るし、GP出場が決まっているだけに年間の過去最高賞金を稼いで、競輪界を目指す若者達に希望と夢を与えて欲しい。今日は10レースにオリオン賞、11レースはアルテミス賞がおこなわれる。

第65回西武園オールスターも3日目を迎える。昨日の1R1番、犬伏湧也はスタート牽制の中、自ら誘導員を2周近く追って、更にかましで逃げ切った。凄いの一言だ。私も現役時代にスタート牽制があり、追って体力消耗した事を覚えているので、犬伏の巻き返しは無理じゃないかと心配したが、ジャンからの果敢なかましは小倉竜二が離れるほどのスピードだった。犬伏は5R、予選2で出場するが今日も期待しレースを観察したい。そして最終レースにガールズドリームレースがおこなわれる。私が引退した年(2011年)にガールズケイリンが始まった。引退後すぐに自転車競技連盟の強化担当理事として年一回(今の時期)ガールズサマーキャンプのヘッドコーチを任せられていた。合宿には自転競技経験者も多数いたが、アルペンスキーから石井貴子(千葉)や奥井迪、陸上から荒川ひかり、小坂知子、トライアスロンから梶田舞など自転車経験の無い女の子が多数参加していたのを思い出す。それから10年、レベルはすごく上がりレースも面白くなった。スピードある選手はナショナルチームに入って世界を目指すようになり、近況の佐藤水菜の成長は素晴らしい。6年連続ファン投票1位に選ばれた女王児玉碧衣だが、前回のサマーナイトで佐藤に完敗しているだけに楽しみな一戦になりそうだ。

今日から後半戦に突入する西武園オールスター、シャイニングスター賞と二次予選を中心に４日目を開催する。前半戦の一次予選が終了し、まず思った事は、予選から連勝で勝ち上がるのは難しいと思った。予選1で強さをアピールした嘉永泰斗、犬伏湧也、吉田有希の若手で期待出来る選手が、予選2では思うような動きが出来てなかったのはそれだけ混戦で難しいと言う事か。その中、オリオンからの太田竜馬、ドリームからの脇本雄太の連勝した走りは好調で、今日、二人が激突するシャイニングスター賞は楽しみな一戦になりそう。昨日のガールズドリームは一皮むけた佐藤水菜が捲りで優勝した。玉野のサマーナイトに続く、女王児玉碧衣との対戦を連勝したパワーは、2年後のパリオリンピックも期待出来るし、更に努力精進し頑張って欲しい。佐藤、おめでとう。

13日は台風8号の影響で中止になった。順延の決定が早かったので選手にして見れば調整しやすい。それが当日の朝や、レース直前となると体調面、精神面など難しくなるので良かったと思う。ほとんどの選手が4回転近くの重いギヤで3走しているので、脚にかなりの疲労がたまっている。風呂にゆっくりと浸かったり、ストレッチして体をほぐしたりと、疲れを取ることに１日集中していたと思う。4日目のシャイニングスター賞を振り返ると、脇本雄太の早目の巻き返しに深谷知広、太田竜馬は対応できなかった。捲りと思い込んで予想していた私は反省です。しかし、脇本は強かった。今日は最大の関門の準決勝、決勝進出の9枚の切符を得る為に厳しい戦いが予想される。楽しみな準決勝3個レースになるのは間違いなさそう。