Odds Park 競馬

本命ビナサクセスは兵庫転入後から14戦して９勝2着２回3着2回とほとんど崩れたことはなく、唯一馬券圏内を外したのは雨の影響で前が止まらない馬場になってしまった３走前の園田チャレンジカップのみ。以前は道中追い掛ける形になると伸び切れないこともあったが、最近はその面も改善。巻き返しに期待したい。前回出遅れが大きく響いたガンケンもJRA実績から考えれば能力上位は確か。発馬五分なら反撃あっても。前走で斤量58キロの壁を打ち破ったハナブサも折り合いひとつで再びチャンス。前回不利な立ち回りになっていたメイプルグレイトとアメリカンベイビーも差はない。

◎(11)ビナサクセス...前走は勝ち馬の鋭い決め手に屈したが、直線では一旦先頭、押し切りまであと一歩という惜しい内容だった。この中間は重賞挑戦を視野に入れながら調整されていたこともあり、すべて併せ馬で熱の入った追い切りを消化。仕上がりは前回以上、即巻き返しに期待がかかる。

〇(７)ガンケン...前走は１番人気を裏切る結果となってしまったが、スタートで出遅れ、道中も終始外々回らされてしまうチグハグな競馬となってしまっていた。JRA４勝、OPレースで後のグレード戦好走馬たちと接戦を演じていた実力馬。スタート五分にさえ決まればアッサリ決めても。

▲(３)ハナブサ...２走前は勝負どころスピードを乗せていったタイミングで外ラチ近くまで振られてしまいブレーキ、そこからの再加速できず5着だったが、スムーズに捌けた前走は鋭い決め脚を発揮し勝利。課題だった斤量58キロを初めて克服し、ムードもさらに高まる。

△(９)メイプルグレイト...前走は4着だが、上位入線馬のなかで１番砂の深い内を通っていた点を考慮すれば、その差も僅かだった。手前替えの不器用さからベストは短距離だろうが、前回とほぼ同じメンバーのここならチャンスは十分。

△(８)アメリカンベイビー...前走のコーナーでの置かれ具合を見ると姫路のコーナーでは加速が付けづらいのかもしれないが、直線での不利がなければ盛り返してきたのではという雰囲気もあった。馬場２走目で改めて。