Odds Park 競馬

　今日のメインは３歳オープンの子葉賞。勝ち馬には新緑賞の優先出走権が与えられるが、注目は転入初戦の２頭。ミコフランシスカは船橋で新馬２着、続く２走目で１着と素質は十分だし、直前の調教でも数字以上に体を大きく見せて好気配。兵庫で１、２、１着と底を見せていないレイズユアリミットも実績は十分。転入初戦で手探りな面はあるが、馬っぷりは雄大でいかにもパワーがありそう。これらをまとめて負かすとすればトーセンサブリナが最有力。転入以来無傷の３連勝中であり、追ってからしっかり伸びるのが魅力。距離はもう少しあった方がいいかもしれないが、潜在能力は重賞レベルだ。前走では控える競馬で結果を出したワールドミッション、決め手上位のメイクストーム、名古屋遠征の前走は度外視できるヒロチャンも善戦可能な素質を秘めている。

◎(３)トーセンサブリナ　スタートが甘いのが課題だが、転入後はエンジン性能の違いを感じさせる内容で３連勝。まだ、勝ちっぷりには余裕があっただけに時計もさらに詰まってきそう。ここを勝って重賞戦線に名乗りを挙げるか。

○(２)ミコフランシスカ　船橋で新馬戦２着、２走目で１着。その後は取り消しを挟んで伸び悩んでいるが、前走では０秒７差と復調の兆しはあった。調教では400キロを切る馬体重で走っていたとは思えない力感ある姿を見せており、走ってきそうな予感はある。

▲(７)レイズユアリミット　昨年末に園田でデビュー後は１、２、１着と底を見せていない。陣営によれば「まだ馬体に緩いところがあったみたい」という状況でそれだけの走りができており能力は高そう。調教の動き通りなら初戦から楽しみ。

△(11)ワールドミッション　転入後は逃げて好走が続いていたが、前走では３番手からしっかり抜け出して脚質に幅があるところを見せてくれた。11番枠でモマれる心配もないだけに、積極策からの粘り込み十分だ。

×(６)メイクストーム　他地区の強豪がいた前走の重賞ゴールドジュニアではひと脚も使えなかったが、追い切りの動きは上々で調子落ちは感じない。末脚の切れ味はこの世代でも上位で展開さえ向けばチャンスはある。

×(10)ヒロチャン　名古屋・梅桜賞に挑戦した前走は大敗を喫したが、４戦して２着３回、３着１回と崩れていない地元笠松なら変化があっていい。３走前のライデンリーダー記念２着から、距離短縮も好材料だ。