Odds Park 競馬

今回の中心は好メンバーが揃っていた兵庫ウインターＣからの出走馬たち。なかでも本命エイシンビッグボスは前走、スタートから内の先行馬を意識して積極的に出していく形。結果的にこの競馬が裏目に出てしまい、うまく息が入れられず失速。本来は番手、好位で折り合いを付けながらの後半勝負スタイルであり、特に今回の園田1230ｍ戦ではタメが作れた際の弾け具合は秀逸。巻き返しに期待したい。対抗コウエイアンカも1230ｍ戦は望むところ。休養明けひと叩きした上積みを考慮すれば一変のシーンも。タガノプレトリアは前走砂の深いところを通らされながらも４着。立ち回りひとつで逆転の目。アメリカンベイビーも連勝果たしたこの距離なら軽視禁物。転入2走目メディクスの粘り込み、プレイヤーズハイの堅実な末脚にも要注意。

◎(３)エイシンビッグボス...園田1230ｍ戦は２戦１勝。同距離で行われた昨年の兵庫ゴールドＣでは地元馬最先着2着と高いレベルの走りを続けている。近走は多少馬体が重めにも出ているが、陣営の話では暖かくなり汗かきが良くなってきたとのこと。当日の馬体減も期待できそうだ。

〇(２)コウエイアンカ...昨年は園田1230ｍ戦で４連勝を果たしたが、時季は4月から７月にかけて。休み明けひと叩きした上積み、昨年好調だった暖かい気候となってきた今回は本領発揮が期待できそうだ。

▲(４)タガノプレトリア...転入初戦は抜け出しのタイミングからフワつく面を見せていたが、クロス鼻革を着けてからの２走目以降は上がりの反応も良化。４走前には既に同条件戦で勝利。展開ひとつだ。

△(６)アメリカンベイビー...コーナーでスムーズに押し上げていくことができていなかった近2走を見ると、姫路のキツいコーナーが堪えていたようにも感じる。園田替わりと主戦コンビで改めて。

△(10)メディクス...前走はハナに立つも同型馬のマークが厳しすぎてオーバーペースに。過去の実績から距離短縮はプラス材料。スンナリ先行なら一変も。

△(９)プレイヤーズハイ...1230ｍ戦は未勝利だが、近走同距離戦では２戦続けてメンバー最速の上りを記録。展開ハマれば一発あってもいい。