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　この条件なら持ち味を存分に発揮できる(４)メジロゴーリキ。仕上がりも良く、昨年度のばんえい記念以来久々の重賞制覇に期待。昨年度の覇者(３)アオノブラックの連覇も十分。復調した(２)キタノユウジロウ、(５)ミノルシャープにもチャンスがある。増量に対応できれば(１)カイセドクターも上位争いに加われる。

◎(４)メジロゴーリキは持久力と登坂力で勝負したいだけに、斤量増加はプラスに働く。馬場状態は微妙も、この条件なら極端な時計勝負にはならないし、持ち味を生かせる。昨年度のばんえい記念を制しており、実績上位の存在。久々の重賞制覇期待。

○(３)アオノブラックは特別条件とはいえ、前々走でふた腰かかった障害を前走はひと腰。結果２着も、上々の内容。ここに向けてひと開催間隔を空け調整されており、仕上がり良好。道中でためを作れれば増量にも対応可能。首位争い期待。

▲(２)キタノユウジロウは無理せず息を入れて行き、前走は障害に重点を置いた走り。ひと腰と上々のレースぶり。取消明けを叩かれつつ体調は良化。復調すれば勝ち負け可能な組み合わせ。増量に不安なく、チャンスがある。

△(５)ミノルシャープは勝ち切れないが、障害ひと腰と安定した走り。完全復調した今なら860キロも克服可能。あとは末の甘さが目立つだけに、終い踏ん張り切れるかがポイント。降りてから我慢できれば前残り十分。

△(１)カイセドクターは今季２勝はともに世代限定でのものだが、自己条件では一線級相手に差のない走りができているし、見劣ることはない。810キロまでの経験しかなく、860キロに対応できるかが鍵も、障害で手間取らなければ上位進出可能。