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2022年10月 7日   ニッカン菊園特別 (園田競馬)  

園田競馬   第11レース   プレイヤーズハイ混戦断つ
"ケイバブック 中司 匡洋"

8-4_sonoda.jpg混戦模様の一戦だが、プレイヤーズハイの末脚に期待したい。兵庫転入初戦は展開に恵まれながらも5着と伸びあぐねたが、距離を短縮して臨んだ2走目は鮮やかな差し切りV。前走は2着に敗れたが、直線外から差し込んできた伸びは見どころ十分だった。JRA在籍時も主戦場は1400m戦であり、近走の上昇具合を見れば同距離戦に照準を合わせたことがプラスに出たように感じる。今回の昇級でも1400m戦なら期待できそうだ。転入初戦馬が多く出走しているが、なかではキーフラッシュ。JRA3勝、3勝クラスでも好走実績があり、実力は間違いなく現級で足りる器。これまでの成績から休養明けもそこまで苦にしないタイプでもあり、いきなりからアッサリ決めても不思議はない。他では、前走休み明けが響いたベストオブラック、兵庫籍で6連勝の実績を持つクリノアリエル、前走脚を余した感のあったアタミナチュラリーは実績断然の存在だが、休養明けの点で今回は控えめ評価に。

◎(1)プレイヤーズハイ…前走は向正面半ば過ぎから内でハマり込み、やや仕掛け遅れの形となってしまったが、それでも直線外に持ち出すと一気に詰めて2着。勢いは他の上位勢を凌ぐものだった。当時はやや重め残りの馬体での出走、馬体絞り込みが進めば伸びもさらに良化してきそうだ。昇級戦でも巻き返しに期待。

〇(4)キーフラッシュ…JRAでは中距離ダート戦で3勝、3勝クラスでも2着1回3着4回と上位争いの経験あり。半兄は交流グレード競走勝ち馬マイネルバサラ、他の兄弟も地方で複数勝利を収めており、その血統背景から考えても今回馬場替わりは非常に魅力的な材料にも感じる。初戦から要注意。

▲(8)ベストオブラック…前走で連勝はストップしてしまったが、夏負けの影響で約2カ月ぶりの実戦。さらに初の1870m戦で且つ未経験の超ハイペース競馬で能力がストレートに発揮できていなかった。間隔を詰めて使う点での上積み、走り慣れた1400m戦なら反撃あっても不思議はない。

△(7)クリノアリエル…兵庫在籍時にはC2からB1クラスまで6連勝。その後、JRAへ復帰して以降も2勝、グレード競走でも大きく離されず健闘を見せていた。近走、出遅れが増えてきている点は気懸かりだが、相性の良い園田馬場なら問答無用の決め手発揮のシーンまでありそう。

△(5)アタミ…前走は砂の軽いインコースを狙って行くも、結局勝負どころで前が詰まってしまい消化不良の形に。攻め気配自体は前回から良化傾向。スムーズなら一変あっても。

△(2)ナチュラリー…重賞5勝の実績は間違いなく抜けているが、今回は半年ぶりの休み明け。近年は休養明け初戦で取りこぼすことも増えてきており、割引は必要に感じる。

おすすめ買い目

馬単 1→4 4→1 1→8 8→1 1→7 7→1 1→5 1→2

 

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