おすすめ注目レース

2022年7月 6日   穴子(あなご)特別A3サラ系一般 定量 (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第11レース   一刀両断 カタナ
"全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 尾原友和"

7-3_nagoya.jpg 10頭立てと手頃な頭数だが、ほぼ全馬に何らかの印が入る混戦メンバー。一筋縄では収まらない予感が。有力処と目されるのは前開催は6組ながら1分34秒2の好時計で2番手から難なく抜け出したデンプシーロール、中央1勝馬との交流戦で3着と鼻差の接戦を演じたドリームスイーブルあたり。ただし、前者は前走の好走だけで鵜呑みにしていいものか、後者は差しタイプで展開に左右される面がある。全幅の信頼は置きづらいのも確かだろう。狙って面白いのは転入2走目となるカタナ。初戦は約1年ぶりの実戦とあって終始慎重なレースぶり。この日程で使えるのであれば反動の心配はないし、中央在籍時に見せた積極策に打って出れば一変まで描けそう。典型的な逃げ馬不在なのが追い風に。前回は内枠がこたえて凡走したナムライダテンも2走前だけ走ればという面がある。チャンスをもらった浅野騎手には発馬を決めて果敢に出て行ってほしいが。他ではひと息入った形のスプリングメドウパラダイスアレイ。前者は仕上げ自体は良好だが1500mは若干距離不足なのがどうか、後者は直近の4走で3勝と勢いは認めるが、そろそろ暑さの影響が気になる。長打を秘めるが、一方で不発に終わる可能性も結構ありそうで。

◎(4)カタナ…約1年ぶりの転入初戦は度外視でいい。反動なく出られるのであれば中央オープンの実績が黙っていないか。中央場所のオープンでハナを切ったスピードは魅力で、この組み合わせ、積極性が売りの丹羽騎手に替わって攻めの一手だろう。

○(9)デンプシーロール…A級では壁を感じるレースぶりが続いたが、2番手すんなりの競馬で一変して見せた。長すぎず、短すぎずの1500mが丁度良かったか。夏場に良績があるのも強調材料で、条件は上がったが引き続き注目以上の存在だろう。

▲(5)ドリームスイーブル…2走前は捌きひとつで勝っていたかの内容だったし、前走はJRA勢相手にあわや馬券に絡むかの場面があった。6、7月に4勝の実績を誇り、夏場上昇型なのは確か。そろそろ実力馬が復活の狼煙を上げるかも。

△(1)スプリングメドウ…ひと息後だが井手上厩舎らしく、しっかり乗り込んで臨戦態勢は整った様子。ただ、1500mは若干距離不足の印象で、1700m以上で見せるパフォーマンスは求めづらい面も。内枠をいかにさばくかも鍵になりそうだ。

×(6)ナムライダテン…転入後は一戦ごとに良化をたどっていたが、前走で足踏み。ただ、これは1番枠がこたえた印象で、巻き返しの余地は十分ある。このクラスの割に意外に先行タイプが手薄だけに、2走前のようにハナにでも行ければ面白いが。

×(10)パラダイスアレイ…以前は逃げ一手のタイプだったが、2走前には大外一気の末脚で混戦を制した。自在性を備えて進境著しい。格上げ初戦は920mで速さを示したが、この距離、相手でどんな競馬を選択するか。多少疲れが気になるところだが。

おすすめ買い目

馬単 4→9 9→4 4→5 5→4 4→1 1→4 4→6 4→10

 

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