Odds Park 競馬

　今日のメイン、ＳＰIII・第４回飛山濃水杯には兵庫から２頭が参戦。ゼットパールはここ２走は中央１勝クラスの交流戦で２、１着。まだ重賞戦線で好走こそないが、直近のレースぶりや時計なら当地の重賞でも十分通用しそう。この馬と３月に０秒６差の２着だったマリターも上位争いできる計算になる。この遠征２頭を迎え撃つ東海公営勢では５月のトライアルレースを勝ったニホンピロヘンソンが有力。後方一気のタイプだが１４００ｍなら重賞でも通用する鋭い決め手を発揮できる馬だ。どんな展開にも対応できる上、近況充実のインシュラー、ひと脚は必ず使ってくるエストレラブランコ、２走前にニホンピロヘンソンと０秒１差に健闘したトロピカルストームも上位候補の一角。

◎(１)ゼットパール　近年、当地と近畿地区との交流戦では兵庫勢が優勢な傾向だし、この馬自身も近況、中央１勝クラスとの交流戦で勝ち鞍を挙げるなど８歳とは思えない充実ぶり。中央２勝の実績からも重賞でも問題あるまい。

○(10)ニホンピロヘンソン　追い込み一手で展開次第の面はあるが、１４００ｍではその切れ味に磨きがかかる。前走で見せた末脚も切れ味十分。４走前に重賞勝ちの実績もあり、ここもチャンスはあろう。

▲(５)マリター　兵庫に転入後は22走して（８６６２）とハイレベルで安定した成績を残してきた。兵庫ゴールドカップで３着の実績もあり、久しぶりの重賞出走となるが、力負けするとは思えない。

△(６)インシュラー　８歳の夏を迎えたが、なお成長中ではないかと思える程、近況の走りは充実している。中間の気配も良好なだけに重賞制覇の可能性は十分ある。

×(７)エストレラブランコ　笠松で３戦２勝、４着１回。オープン初挑戦の前走もメドのつく走りができており、展開ひとつで馬券圏内に顔を出せる。

×(９)トロピカルストーム　タメを作って切れ味を発揮した方が好成績につながるタイプ。どうしても展開に左右されてしまうが、ハマればこの相手でも互角以上だ。