Odds Park 競馬

　実力と好調さを兼ね備えた馬が多く混戦ムードが漂う一戦だが、中心には堅実味が光るオルガンザを推す。２走前は１８００ｍと１枠でスムーズさを欠いて６着に崩れたが、すかさず前走で軌道を修正。中間の気配も悪くなく、上位争いに加わる可能性は高い。１枠続きのここ２走から、３走前に勝った時と同じ大外枠を得て変わり身がありそうなのがウエスタンカッター。このクラスを勝つ地力はあるだけに配当次第では狙ってみたい。前走の勝ちっぷりが良かったのがシンゼンミラクル、キズナハイトーン、モーニングフジの３頭。中でもシンゼンミラクルは末脚の切れが見事だった。相手強化になるが展開次第で単の目もあろう。あとは攻め馬の動きに活気があったグレイトボルケーノにも注意が必要だ。

◎(７)オルガンザ　前走はあと一歩のところでＶを逃したが、レース内容と時計は文句なし。距離は１４００ｍがベストだが、１６００ｍまでは守備範囲。メンバー的にもチャンス十分とみる。

○(８)ウエスタンカッター　ここ２走はひと息だが、１枠でリズムよく運べなかった面はある。一転、大外枠を得た今回は、３走前の勝ちっぷりからもガラリ一変があっても驚けない。

▲(２)シンゼンミラクル　追い込み一手でアテにしづらい面はあるものの、前走で見せた切れ味は本物。あの脚が再度使えれば、１組のここも上がっても上位争いできるはずだ。

△(３)キズナハイトーン　安定感はありつつも勝ち切れない印象のあった馬だが、前走では後続に４馬身差をつけて快勝。あれを機に大きく羽ばたく可能性は十分。相手強化でも注意が必要だ。

×(４)モーニングフジ　距離が合うのと、馬自身が力をつけている相乗効果でここ２走は見事な連勝劇。時計的に楽ではなくなってきたが、充実ぶりから目が離せない。

×(５)グレイトボルケーノ　前走、このクラスでじわじわ追い上げて３着とメドはついている。攻め馬の動きが良好で体調はさらに上向きなだけに楽しみ。