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2022年6月10日   ムーンストーンオープンA1 特別サラ系一般 別定 (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第11レース   距離短縮で本領 エッシャー
"全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 尾原友和"

7-2_nagoya.jpg 次週の笠松へ向かう馬、次開催の重賞へ向かう馬と回避馬が相当数出た関係で8頭立てと落ち着いた頭数になったが、馬券絡みの観点からすれば大半の馬に可能性のある波乱含みの一戦だろう。実績上位はタイガーアチーヴ。笠松戦は58kgを背負ってハナに行くのに脚を使い、後続の執拗なマークに遭ってあえなく失速。56kgならテンの鋭さを増すはずだが、出脚に勝るセイペイシェンスがいるのがどうか。すんなりなら番手でも競馬できるが、やはり理想はハナのタイプで底力に警戒しつつも△あたりにとどめるのが正解かも。代わって本命視するのはエッシャー。4月に転入後はA-2組で2着がある程度だが、戦績を紐解くと短距離志向が強く、1500mへの短縮は追い風になりそう。内の出方を見て運べるいい枠を引いたし、馬券の中心に据えたい。若干手薄なメンバー構成のオープンならと意気込むのは前々回の5組を勝ったケンシ、前回の4組を勝ったユキプロスパー。内からセイペイシェンス、ニシノステラグリグリグリタロウ、タイガーアチーヴとハナが理想の面々がそろっただけに、展開的に面白い存在だろう。実力的にはセイスケルツォもいいところだが、ここ2走の内容がいかにも物足りない。3走前以前の走りを求めづらく、嫌って妙味ありと判断した。

◎(7)エッシャー…守備範囲外の2100m、重賞ということを考慮すればレースを作って4着なら悪くない。短距離志向で1500mは歓迎だし、オープンとはいえ普段より手薄なメンバー構成。引っ張ってくれそうな馬もいて、4角先頭から押し切りを描く。

○(3)ケンシ…A-5組を勝ったばかりでオープンは楽でないが、距離や展開を問わず、変幻自在の立ち回りで常に好勝負を演じている。1500mはベストの距離だし、先行タイプがそろって差しを想定するが、展開利でもあれば痛快な逆転劇があるかも。

▲(2)ユキプロスパー…直近の4戦で3勝とここにきての上昇急。どんな位置からでも競馬ができるし、道中でためを利かせてひと伸びするレース巧者だ。さすがにこれまでとは相手が違うが、鞍上ともども伸び盛りだけに、型にハマれば怖さがある。

△(8)タイガーアチーヴ…前回A級勝ち馬が3頭組まれている中にあって、れっきとしたオープンはこの馬ぐらい。56kgの斤量なら出脚もつくだろう。ハナが理想なのは確かだが、外めすんなりなら番手でも力を発揮できる。やはり底力は無視できない。

×(6)グリグリグリタロウ…(9322)の逃げがベターだが、オープンともなると簡単に行かせてもらえない。ここも内に出脚に勝るセイペイシェンスがいて理想の形は難しいか。それでも以前に差す形で格好をつけたし、2、3着なら十分に圏内だ。

おすすめ買い目

馬単 7→3 3→7 7→2 2→7 7→8 8→7 7→6 6→7

 

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