Odds Park 競馬

　今日のメインはＳＰI・第５回ぎふ清流カップ。北陸・東海・近畿地区交流の１４００ｍ戦に各地から強豪が集結。地方競馬はダービーの季節を迎えたが、２０００ｍ前後の中距離戦ばかり。今後、短距離タイプの馬にとって、このレースはさらに有意義なレースなってきそうだ。今年の注目は兵庫のクリノメガミエース。少頭数とはいえここ２走の強さが圧倒的。中央新馬勝ちの実績からも潜在能力は高いはず。初コースや輸送がクリアできれば勝機十分だ。同じく兵庫から参戦のベラジオサキもデビュー以来１、２、１着と底を見せておらず、素質はかなりありそう。控える競馬もこなしており、手堅いレースができるとみた。地元の期待はシルバ。デビュー後３連勝したスピードは笠松のこの世代では頭ひとつ抜けたものがあった。久々の前走こそゴール前で失速したが、ひと叩きの上積みを見込めば逃げ切りまであろう。遠征のここ２走は結果が出なかったクレールアドレだが、気配は悪くなく底を見せていない笠松なら変化が期待できるし、金沢のカスターニャルーナ、名古屋のヘイシリンにも未知の魅力があり警戒が必要だ。

◎(10)クリノメガミエース　２走前が５馬身、前走が10馬身差の圧勝劇。単調な逃げ馬とのイメージもなく、搭載エンジンはこの相手でも一枚上のものがある。モマれない枠もゲットできたし、自身の力さえ発揮できれば結果はついてきそう。

○(４)ベラジオサキ　昨年暮れにデビューして１、２着。その後休養を挟んで復帰戦の前走を快勝してここへ矛先を向けてきた。理想的なローテに思えるし、控える競馬もしてきたので、大崩れはないとみる。

▲(１)シルバ　２歳時に秋風ジュニア、ジュニアクラウンを勝った快速馬。３歳初戦となった前走は大幅な馬体減もあってかゴール前で失速して２着だが、古馬相手だったし体調面も万全とはいえなかった。ここで変わる余地は十分ある。

△(６)クレールアドレ　先行力があって末脚もしっかりした優等生タイプ。ここ２走は遠征で結果は出ず。力関係もあったかもしれないが、笠松ではまだ底を見せていないだけに、滞在競馬で変化があるかも。

×(８)カスターニャルーナ　中央未勝利から金沢へ転じて１、４、２着。園田・のじぎく賞に遠征した前走は大敗したが、この相手なら通用する素質は秘めている。

×(９)ヘイシリン　一時期調子を落としていたが、ここ２走は連続２着。追い切りでも好タイムをマークしており、体調面はさらに上向いてきた様子。相手は強くなったが、好調さに注目したい。