Odds Park 競馬

　馬券の中心はユウヒノプリンス。転入後は無傷の４連勝。最大の着差が２馬身と圧勝するタイプではないが、度重なる相手強化にも柔軟に対応しているのは心強い。時計的にも上位なだけに、Ｂ－１組に上がっても大崩れはないとみた。対抗はジョット。前走快勝と勢いづいてきたし、中央時には1800ｍで２着の実績があり、距離延長は他馬に比べて有利な材料だ。転入以来（６２２１）のオルガンザも潜在能力は互角以上。１８００ｍは中央時に１秒４差の８着があり、全くこなせないことはなさそう。中央で長距離中心に使われていたのがウインリベルタ。再転入初戦の前走も２着にまとめ、笠松との相性の良さを再認識できたのも買い材料だ。近況ひと息のぶん押さえとしたが、スペロラルーチェとビービーブレイデンもこのクラスで通用する実績は残してきており警戒が必要。

◎(６)ユウヒノプリンス　ある程度先行力があって、最後までしっかり伸びることができる優等生タイプ。前走が一杯に近い内容だったが、これまでも相手に合わせて勝ち上がっており、ここでも手堅く走ってくる可能性が高い。

○(３)ジョット　バテずにジワジワ伸びてくる印象の強い馬だが、前走ではサッと２番手を確保する出脚を見せて体調面は上向いている様子。中央時には距離実績もあり、1800ｍはむしろ歓迎だ。

▲(１)オルガンザ　転入２走目に崩れた以外はずっと馬券に絡んでいるし、ここ５走で３勝と今が充実期と思わせる活躍ぶり。一気に相手は強くなったが、それを難なく克服できるだけの潜在能力を持ち合わせている。

△(４)ウインリベルタ　再転入初戦となった前走では実力馬ヤマニンフレッチェに食い下がって２着。これで笠松では（２２２１）と相性がいい。芝ながら2400ｍの１勝クラスで連対実績もあり、距離延長でさらに楽しみ。

×(５)スペロラルーチェ　ここ２走は８、６着だが１着だった３走前と比べて極端に体調が落ちている様子はない。展開がハマれば変わる要素は秘めている。

×(８)ビービーブレイデン　前走もひと脚は使って見せ場は作れていた。いつも自身の力は出せているし、門別では中距離路線で好走が多かった実績からも穴っぽさはある。