Odds Park 競馬

　今日のメインは前走勝ちの好調馬が集まるクラスであるＣ－１組の特別戦。いつもならそんな中でも時計的に一歩リードしている馬がいたりするものだが、今回はほぼ横一線で混戦ムードが漂う。とはいえ、勢いは連勝中のフィリウスデイが一番か。転入時よりも出脚が伴うようになって成績が安定してきただけに、相手強化のここでも楽しみ。１枠を得て逃げ切りが期待されるのがオウケンビリュウ。２走前には今回と同じクラス、距離で１枠から逃げられずにしんがり負けを喫しているが、モマれず自分のペースで運べれば一変があっていい。１６００ｍで２戦して１勝、２着１回のヒルノパルマ。前走時計の比較では少し見劣るが得意のこの距離なら圏内十分だ。末脚好調なジェーニョも距離は未知数だが脚質的にはプラスに出そうで怖い存在。さらにゲンパチボロネーゼやプレイイットラウドも連対圏なら狙える力があり目が離せない。

◎(８)フィリウスデイ　転入直後はテンにモタついて３、４着と取りこぼしていたが、ここ２走は中団より前の位置につけて連勝。前走で１６００ｍにメドがついた上、引き続き同じ距離で戦えるのも他馬に比べて有利な材料だ。

○(１)オウケンビリュウ　２走前に今回と同条件で崩れているが、あの時はインでモマれたのが全て。自分のリズムで運べた時には３連勝中とまだ底を見せていない。ポンとスタートを決めればここでも勝ち負けに持ち込める。

▲(５)ヒルノパルマ　前走時計の１分35秒４ではスピード負けの不安もあるが、今回は得意の１６００ｍ。この距離なら持ち前のしぶとく伸びてくる脚で上位争いができるとみた。

△(７)ジェーニョ　３月まではじわじわ伸びてはいても追い込みきれず、といったレースが続いていたが、４月は２、１着と末脚に切れが出てきた。脚質的に距離延長は歓迎で、前がモツれてくれれば差し切りまである。

×(６)ゲンパチボロネーゼ　常に前々で戦う先行力はここに入っても上位のものがある。１６００ｍだった５走前には２番手から押し切った実績があり、距離延長でもすんなり先行できれば好勝負可能。

×(３)プレイイットラウド　前走もクビ差の勝利と豪快に勝つタイプではないが、反面でずっと掲示板を確保しているように相手なりに駆けられる。好調馬ぞろいの特別に入っても手堅くまとめてくれそうだ。