Odds Park 競馬

　Ｃ級の下級条件クラスとはいえ、前走を勝った好調なメンバーによる一戦。しかも各馬、慣れない1600ｍということもあり波乱の予感がしなくもないが、時計面では前走で１分31秒８をマークしたグッドカグラが他馬を２秒近くリード。３走前まではいまひとつ波に乗り切れなかったが、ここ２走は好時計連発で２、１着。２番手からあっさり抜け出した前走にはそれまでの勝ち味に薄い姿はなく、本格化となった印象さえある。これを負かすとすれば転入２走目のラリマールースか。前走は約10カ月ぶりだったが、好位追走から４馬身差の快勝劇。時計は水準レベルだが、叩いた上積みが見込めるし、中央未勝利３着の戦歴から考えても、このクラスでは素質上位のはず。チュンチュンマルも南関東から再転入初戦となった前走で４馬身差をつけて力のあるところをアピール。これで笠松では６戦３勝とコース相性は上々だし、レースぶりから距離延長を苦にするとは思えない。さらにハイライフ、キシリトールチョコも中間の気配は良好だけに、すんなり先行できるようなら馬券圏内に絡んできそう。

◎(６)グッドカグラ　逃げてナンボというイメージがあったが、前走では２番手でしっかり折り合い、直線も力強く伸びた。時計も優秀で本格化ムードが漂う今なら、相手強化や距離延長も問題なさそう。

○(２)ラリマールース　馬っぷりの良さが目立ち、中央未勝利３着の実績通り、潜在能力はかなり高いはず。時計面では６に見劣るが、大幅に短縮する可能性は秘めており、こちらの頭も十分だ。

▲(３)チュンチュンマル　門別デビューから笠松へ転入し、２勝を挙げて南関東へ。あちらでは３着が１度あるだけだが、再転入となった前走を快勝。戦歴的に距離は微妙だが、コース相性の良さをいかしたい。

△(４)ハイライフ　３月に転入後は持ち前のスピードを発揮して２、１着。レースぶりからは距離延びてこそではないかもしれないが、芝ながら1600ｍの経験は豊富で軽視できない。

×(１)キシリトールチョコ　前走勝ちの勢いは魅力だが、正直、ここへ入ると力量的には楽でないかも。１枠を生かしてすんなり逃げさせてもらえた時にどこまで粘れるか、といったところ。