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昨年重賞６冠を達成し、３歳時に続き２年連続で年度代表馬に選出された⑩ハクサンアマゾネス。今年もその強さを見せる。⑦ファストフラッシュが相手候補だが、古豪②サクラルコールの走りにも注目。①ベニスビーチ、③スキルショットを押さえに。

◎は⑩ハクサンアマゾネス。当地デビューから地元同世代相手には無双。他馬の油断もあった３歳時の中日杯制覇だが、更に一段力を付けた昨年は春のJBCイヤー記念を皮切りに重賞計６冠とまさに付け入る隙のない強さ。今季緒戦となるが好走時と遜色ない仕上がり。

○は⑦ファストフラッシュ。転入当初から千七以下では強さを誇ったが、昨年は距離の壁を克服して同レース制覇など活躍。その他の長距離重賞では唯一⑩の牙城に迫った。後半は順調さを欠き年末の復帰戦不発も、最後クイっともうひと伸びした前走で復活の狼煙。

▲は②サクラルコール。中央時はダートで５勝を挙げオープンまで出世、その後南関東Aクラスで好走した古豪。昨年４月から出走した当地でも勝ち星を積み重ね、暮れはオープン快勝と未だ地力健在を誇示。今年も緒戦A2圧勝とまずは上々。当然このメンバーでも。

△は①ベニスビーチ。昨年の当地在籍時はMRO金賞で他地区の強敵相手に接戦、サラブレッド大賞典、加賀友禅賞制覇など３歳戦で活躍。その後は笠松重賞で差のない走りをしており未だ勢い持続。

注は③スキルショット。ダート長めの距離での前付けが中央時の好走パターン。昨年暮れは距離不足で決め手を欠いたが、改めて距離適性を証明した前走のトライアル快勝。初の一線級相手にどれだけやれるかだが仕上がりは万全。