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2022年4月21日   第28回 東海クイーンカップ(SP1) 牝馬オープンサラ系3歳 別定 (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第11レース   展開利あり ドミニク
"全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 尾原友和"

7-2_nagoya.jpg この日のメインはグランダムジャパン3歳シーズンの第4戦に位置付けられる東海クイーンカップ。南関東や兵庫から強豪が集結してまさに色とりどりの様相だが、すでに重賞勝ちの実績がある4頭の覇権争いとみる。地元馬では梅桜賞、スプリングカップと重賞連勝中のアップテンペスト、新春ペガサスカップでこれを7馬身差で破ったレイジーウォリアー。いずれも行き切れば簡単に止まらないタイプ。内外枠順の差が明暗を分けそうな印象で後者を上位視したい。遠征馬では船橋のグラーツィア。道営在籍時に園田プリンセスカップ勝ち、ラブミーチャン記念2着で東海地区のファンにも実力は証明済み。鞍上に優勝請負人の吉原寛騎手とくれば怖さは満点だ。そして忘れてはならないのが笠松のドミニク。昨年11月のゴールドウィング賞勝ちは旧名古屋コースのものだが、差しタイプで直線距離が延びる新名古屋コースは大歓迎。前述3頭がいずれも先行タイプとあって展開利も見込めるだけに、ゴール前での痛快な逆転劇が見られるかも。以下、浦和のクレウーサは地元リーディングの岡部誠騎手を配してきたし、兵庫のデータアナリシスも陣営の期待の高さがうかがえるローテ。上位勢がスキを見せればすかさず馬券圏内に突入しそうだ。

◎(6)ドミニク…笠松所属だが過去2回の出張ではゴールドウィング賞1着、梅桜賞2着とアウェー競馬はお手のもの。新名古屋コースに移るが、直線距離が延びるぶん歓迎のくちか。ここ目標に調整は至極順調と聞くし、当面の相手が前に陣取るだけに大ベテランの向山騎手が仕掛けのタイミングを計って一気に抜き去る算段か。

○(3)レイジーウォリアー…GDJ3歳シーズンの第1戦、若草賞では鋭い出脚からよどみないラップを刻んで2着。勝ち馬の強さに脱帽だが、他地区強豪に対しての免疫はできたか。最初のコーナーまで距離が短い1700mだけに内枠を引いたのは大きくすんなり自分のペースに持ち込めば無類のしぶとさを発揮する。発馬に全集中だ。

▲(1)グラーツィア…道営在籍時に園田プリンセスカップ1着、ラブミーチャン記念2着の実績。船橋に転じてからは分厚い壁に阻まれた格好だが、控える競馬でも大崩れはしていない。右回りの方が走りがいいタイプ。ここへ向けての仕上がりも良好で吉原寛騎手を配して陣営の意欲もうかがえる。行き切ってしまえば台風の目に。

△(11)アップテンペスト…岩手在籍時の5勝を含めるとメンバー最多の7勝を誇る。1800mの梅桜賞とスプリングカップを連破するなど、距離実績も十分だ。2カ月ぶりの実戦でも仕上げは順調で、1700mの11番枠だとハナは厳しいかもしれないが、控える競馬もソツなくこなせるタイプ。ここも争覇圏内は間違いないところ。

×(9)ヒメコマチ…3歳-1組では地力上位を示すが、過去2回の重賞では離された4、5着。一線級を向こうに回すと現状はパンチ不足を否めない。理想は馬体に実が入ってからだろうが、距離は向くタイプで前がモツれれば3着ぐらいあっていい。

×(8)データアナリシス…東海地区の重賞を蹂躙することの多い兵庫からの刺客。2歳12月と若干デビューは遅れたが、2戦目で重賞にぶつけてくるなど期待値の高さがうかがえる。距離延びて頭角を現してきただけに、ここでも警戒は怠れない。 

おすすめ買い目

馬単 6→3 3→6 6→1 1→6 6→11 11→6 6→9 6→8

 

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