Odds Park 競馬

混戦ムード漂う一戦だが、ここはローザーブルーの安定感に期待したい。勝ち味に遅い面はあるが、１２３０ｍ戦に限れば安定感は高く、前回の同距離戦でも一旦は先頭に立ち、直線あと一歩まで粘る好内容だった。スタートの反応が若干遅いところはあるが、今回の外枠ならその点も再度相殺可能。改めて見直したい。メイショウスコヤカは今回初めて１２３０ｍ戦に挑戦するが、これまでの走りを考えればいかにも合いそう。距離の違いはあるが１４００ｍ戦での持ち時計比較でも一歩リードの存在。キンショーゴスペルとクールフォールは序盤の先陣争いが最大のヤマ場。行き切れた方にチャンスが出てきそう。逆に先行勢がかなり競り合うようならハニーロコスキップの出番。

◎(12)ローザーブルー…あと一歩の競馬が続いているが、１２３０ｍ戦に限ればそこまで大きくも負けておらず、２着だった前走も淀みないペースのなかを早めに動いて、一旦は先頭に立つ見どころ十分の競馬ができていた。引き続き出脚の付けやすい外枠を引き当てたことも好材料。今度こその期待がかかる。

〇(６)メイショウスコヤカ…前走は勝ち馬の鋭い決め手に屈しての2着だったが、３着以降はシッカリと突き放していた。そこまで速い上がりが使えない点から見れば、締まった流れになりやすい短距離戦はベストの感。序盤で置かれずに追走できればアッサリのシーンも。

▲(１)キンショーゴスペル…前走は同型とのテン争いが激しくなり、それを振り切るまでにかなり脚を使わされる展開になってしまっていた。集中力の部分に課題は残すが、１４００ｍ戦に比べれば短距離戦ではその面もマシ。スンナリとテンに行き切れれば。

△(９)ハニーロコスキップ…２走前は心房細動による大敗。前走は結果こそ９着だが、勝ち馬とは０秒８差と大きく負けていない。昨年末の同クラス戦2着時のような流れる展開になれば浮上の目はありそう。

△(３)クールフォール…今年の１２３０ｍ戦は２回とも二桁着順だが、いずれも先行激化の前崩れの展開。同型さえうまく捌ければ前進も。