Odds Park 競馬

　ゆとりのあるローテで状態面が安定しているオンワードマリー。今回は主戦が復帰するし、距離延長も追い風になる。持ち前の自在性を生かして連勝を狙う。これに待ったをかけるならアンタエウスで、詰まった日程でも意欲的な調整を課してきた。追い比べに持ち込むことができれば。割って入るなら距離が延びて積極的に動けそうなセイヴァンキッシュとスマートサーブルだが、時計勝負に持ち込まれると？　以下では久々の勝利で気分を良くしているセイカリス、単騎が叶えばクロワまで。

◎(２)オンワードマリー…明けて７歳の牝馬となったが、大事に使われていることで馬体が若々しく衰えは一切見られない。追い切りの動きから出来に不足はなく、今回はリーディングを配して必勝態勢。

○(１)アンタエウス…半信半疑だった２走前の再転入戦で２着となると、叩き２走目の前走で久々の勝利を挙げた。前回在籍時に３歳重賞を勝ったほどの馬だ。このまま軌道に乗ってきても。

▲(６)セイヴァンキッシュ…レース内容から距離延長は歓迎材料と言えるが、気分を害すと途中で競馬を投げ出してしまう面もある。この条件でも間に合う力があるので気分よく追走できれば。

△(５)スマートサーブル…そろそろ条件的に天井がちらほら見えるが、出来は出走馬の中でも１、２を争う。追ってひと息のぶん前々で流れに乗れるか否かになりそう。

×(９)セイカリス…体型的にも、戦績的にも１４００ｍ向きなのは明らか。今回は昇級戦になり、距離も１６００ｍに延びる。恵まれたいところ。

×(10)クロワ…本質的に冬場は苦手にしている。ただ、年齢を重ねたことで自在性を兼ね備えてきた。勝ち負けはどうかも、大崩れなくまとめてくれそうだ。