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2022年1月 3日   新春賞 (園田競馬)  

園田競馬   第11レース   エイシンニシパ快挙なるか!?
"ケイバブック 宮垣 優"

8-4_sonoda.jpg 2022年最初の重賞は伝統のハンデ戦、第64回新春賞。今年も好メンバーが揃った。本命は(1)エイシンニシパ。2017、19、20、21年の新春賞を制しており今回で4連覇&5度目の勝利を目指している。トップハンデではあるが、前走の園田金盃のレース内容や仕上がり状態から快挙達成は濃厚だろう。相手候補は先手を奪えれば好勝負可能な(9)コスモバレットと末脚鋭い(2)エイシンナセルの2頭。その他は今が充実期にある(8)アワジノサクラやハマれば一発ありそうな(7)エイシンデジタル、馬場状態次第では(3)ディアタイザンの逃げ粘りも十分可能。

◎ (1)エイシンニシパ…重賞を13勝で兵庫県競馬の重賞勝利記録単独トップ。新春賞に関しては通算4勝し現在3連覇中。前走の園田金盃はジンギに敗れたが、最後までシッカリとした伸び脚で勝ち馬に迫っていた。昨年一年間で馬券圏内を外したのは六甲盃の4着だけと安定感も抜群。この中間もシッカリと乗り込んでおり、最終追い切りでは手応え十分の動きを披露していた。9歳と高齢でしかもトップハンデの57.5キロという条件だが、前走のレース振りと仕上がり具合を考えると新春賞4連覇&5勝目という快挙は濃厚だろう。

〇 (9)コスモバレット…能力や実勢的にまだ重賞を勝てていないことが不思議なくらいの馬。前走の東海菊花賞は大外枠に入ってしまい先手を奪えなかったことが要因だろう。2、3走前のオープン競走では他馬を寄せ付けることなく圧勝をしていたほどの馬。最終追い切りではエイシンニシパと併せて遜色の無い動きを披露していた。今回も外めの枠に入ったことと、テンが速い馬が内枠に入ったことが気になる材料だが、上手く先手を奪えれば初めての重賞制覇も十分可能だろう。

▲ (2)エイシンナセル…前走の園田金盃では上がり最速の末脚で3着に追い込んできた。末脚の切れ味には定評のある馬でハマれば一発のある馬。裏を返せば脚質的にどうしても展開に左右されてしまう部分がなかなかアテにはできないが、今回はシッカリとした逃げ馬がいるのでスローにはならないだろう。中間の調整もいたって順調で前走と同じような仕上がり状態にある。外差しも届くような馬場でもあるので一気の差し切りも十分可能。

△ (8)アワジノサクラ…2年前のこの時期には最下級のC3クラスを走っていた馬だったが、そこからコツコツとクラスが上がって行き3走前には姫山菊花賞で4着、前走の園田金盃で5着と掲示板に載るまでに成長をした。それに伴い調教での雰囲気にも貫禄が出てきた感じがする。この中間もシッカリと乗り込まれ、最終追い切りでは豪快な動きで、新春賞出走馬が追い切ったその日の一番時計を叩き出した。6歳になり今が充実期にある印象。前走も最後の脚は目立っていたし、スムーズな競馬ができれば善戦以上が可能だろう。

△ (7)エイシンデジタル…昨年の夏のハンデ重賞の摂津盃では鋭い末脚で差し切った。前走はこの馬が向きそうな流れだったが、スタートの出遅れが響いた影響でこの馬らしい末脚が発揮できなかった印象。今回も前走同様、展開は向きそうなので巻き返しがあってもおかしくないだろう。

△ (3)ディアタイザン…前走は先手を奪えなかったが、スタート直後の速さは一番だった。一昨年の兵庫ダービーでこの距離を勝っているがこの馬の適距離は1400mなので少し長い印象。ただ、今回は同型馬も少ないし、内枠からスンナリ先手を奪う展開になれば十分逃げ残ってもおかしくない。淡々と流れる展開なら怖くなる。

おすすめ買い目

馬単 1→9 1→2 1→8 1→7 1→3

 

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