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2021年2月11日   第48回 佐賀記念JpnIII オープンサラ系4歳以上 別定 (佐賀競馬)  

佐賀競馬   第6レース   クリンチャーが地力の違いを見せる
對馬大樹

saga01.jpg【中央所属馬の評価】
 アシャカトブは久々の前走で勝ち馬と0秒2差。14キロ増と明らかに重目が残っていたが、それでも崩れないところは地力のある証拠。昨春のマーチS4着の実績。ひと叩きされて良化顕著の今回は粘り込み警戒。

 ウインユニファイドは昨年7月以来になるが、直近5走は②②①⑥①着。オープン2走目となった前走で特別勝ち。地力強化が光る。ダート2000メートルでもV歴あり距離はOK。休み明けでも交流重賞なら出番あり。

 クリンチャーは皐月賞④、菊花賞②、2018年の天皇賞(春)③。芝G1でも好成績を残しているが、ダートでもオープン、G3ダート重賞で常に上位を争ってきた。前走のチャンピオンズC(G1)は相手が強すぎたが、前々走のみやこS(G3)でV。ここは地力の違いを見せるか。

 ハナズレジェンドは前々走、前走はG1で強敵相手。掲示板に載れなかったのも仕方ないが、ダート初戦でオープン特別を勝っているし、ダート適性は高い。今回はJpnIIIで前走よりも相手関係が楽に。ここは上位候補の一頭。

 ロードゴラッソは昨年の佐賀記念(JpnIII)2着以降、名古屋大賞(JpnIII)で重賞初制覇。金沢の白山大賞典(JpnIII)3着、名古屋グランプリ(JpnII)2着。ダートグレード競走で連続好走中。地方の小回りの馬場は合うようだし、佐賀コースも2度目なら優勝可能。

【他地区所属馬の評価】
 ゴールドフラッグ(愛知)はJRA3勝馬も移籍後2戦はA3特別で④③着と連対なし。DG競走では割引か。

 メイショウオオゼキ(愛知)は昨年の名古屋G、兵庫GT、今年の川崎記念でいずれも大敗。ここでは力不足。

 メイプルブラザー(兵庫)はJRA5勝馬でオープン特別でも連対歴がある。園田緒戦の前走は力で圧倒。今年の地方馬の中では一番勢いがあるだけに、DG競走でも侮れない。

【佐賀所属馬の評価】
 イケノアサは昨年9月にこの距離で勝利を挙げているが、近走は掲示板にも乗れず苦戦続き。現状では一変疑問。

 キングプライドは佐賀2000メートルで9勝。前哨戦の前走も2着に6馬身差の圧勝。豊富なスタミナを生かしてJRA勢にひと泡吹かせるか。

 グレイトパールは佐賀記念3度目の挑戦。一昨年4着、昨年6着と地方馬の中では最先着。JRA在籍時に重賞2勝。実績はここでも見劣らない。

 スウィフトハートは佐賀で14戦6勝、一度も掲示板を外していないが、今回は相手が強力。デキの良さでどこまで食い下がるか。

【解説者の予想】
 直近5年(2016年~2020年)を振り返るとJRA所属馬が1~3着を独占。今年の顔ぶれを見ても、JRA所属馬の上位は揺るぎないか。本命はクリンチャー。芝のG1でも好結果を残しているが、ダートに矛先を向けてからもG3重賞を優勝するなど、実力、実績は他を圧倒。トップ斤量58キロでも期待に応える。相手は昨年のこのレース2着馬ロードゴラッソを指名。前走後はここを目標に調整。仕上がり良く、小回りコースに対応するスピードも魅力。昨年以上の走りも十分。休み明けをひと叩きされて良化顕著なアシャカトブ、相手関係が楽になったハナズレジェンド、久々でも地力秘めるウインユニファイドも軽視は禁物。地方馬ではメイプルブラザーに注意したい。 

おすすめ買い目

馬単 1→9 9→1 1→11 1→12 1→8 1→3

 

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