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2021年1月20日   TCK女王盃 (大井競馬)  

大井競馬   第11レース   マドラスチェックの連覇濃厚だ
全国公営競馬専門紙協会 日刊競馬

ooi05.jpg【中央所属馬の評価】
 マドラスチェックは昨年のこのレースの覇者。好位3番手から抜け出し、2着アンデスクイーンの猛追をハナ差しのいだ。大井1800m【1-2-0-1】。高速馬場の前2走、レディスプレリュード、JBCレディスクラシックはいずれも2着だったが、気性面で難しいところあるこの馬を、鞍上森泰斗騎手が上手く導いた。ファッショニスタのいない牝馬ダート界は、この馬が治める。

 マルシュロレーヌは昨秋のレディスプレリュードで地方競馬、大井コース、ナイターと初物づくしを、上がり36秒8大外一気で克服しての勝利。1番人気におされたJBCレディスクラシックは先行有利の馬場で持ち味が生かせず。末脚は強烈だが、この昼間開催期間中は逃げ差し互角だけに、スムーズなレース運びが出来れば逆転の可能性十分。

 プリンシアコメータは牝馬のダートグレード競走4勝。大井1800mは18年レディスプレリュード制覇がある。自分の競馬が出来ないとモロい面あり、明けて8歳だけに能力的な上積みは期待できない。道中好位をキープして、早めに勝負に行きたい。

 レーヌブランシュは20年の関東オークス馬。以降古馬相手に3・4・5着だが、好位、中団から正攻法のレースぶりで、力関係は掲示板圏内。キャリア8戦の明け4歳だけに、当然上積みが見込める。

 ローザノワールはJRAで1800m~1900mで4勝。3歳時に関東オークス4着がある。3勝クラスで臨んだ前走JBCレディスクラシックは、ゲートで躓き遅れたが、巻き返して1、2着馬に近い位置でレースを進めた分末の粘りを欠き11着大敗。まずはスムーズにレースの流れに乗りたい。

【地方所属馬の評価】
 マルカンセンサーは一昨年イン強襲の2着。クレイジーアクセルが61.5のハイペースで飛ばし、それを追走したエイシンセラードやアイアンテーラーなど人気馬が総崩れとなる展開に乗じて、上り2位38.9の末脚で、勝ち馬から5馬身差ではあるが見事な銀星を掴んだ。以降重賞路線ではひと息だが、前走東京シンデレラマイル2着で再び上昇気配。展開の助けが欲しい。。

 サルサレイアは通算【2-4-4-7】の1800m巧者。2走前にクイーン賞では、51キロの軽量を生かし、混戦を伸びて3着は評価できる。相手は強いが、少しでも上位を狙いたい。

 エースウィズの大井7勝は1200~1400mでのもの。1800mは18年レディスプレリュードの1戦で、勝ち馬から3秒6も離された。単純にここは距離が長い。

 名古屋のジェネラルエリアは、前走新春盃で圧勝。B級のレースでタイムも2分1秒1。ベストは1分59秒1だが、それでもここで5秒近いタイム短縮が必要となる。厳しいレースになるだろう。

【解説者の予想】
 マドラスチェックの連覇濃厚だ。前走JBCレディスクラシックは同タイム、アタマ差の2着。引き続き森泰斗騎手が騎乗し、ファッショニスタが引退なら、この馬が新女王に最も近い位置にいる。
 レディスプレリュードで印象に残る末脚をみせたマルシュロレーヌも、捌きやすい少頭数で、目標もはっきりしているだけに、レースはしやすく、再度逆転を狙いたいところ。
 レース振りはムラだが、自分の競馬をすれば強いプリンシアコメータもチャンス十分だが、ローザノワールも五分なら行きたいところで、展開面での折り合いがカギになる。レーヌブランシュは上積み見込める明け4歳馬で、上の世代との差を確実に詰めているだけに、掲示板上位の期待もある。いずれにせよJRA勢が強い。

◎マドラスチェック
○マルシュロレーヌ
▲プリンシアコメータ
△レーヌブランシュ
△ローザノワール

おすすめ買い目

馬単 5→4 5→3 5→9 5→7

 

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