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2021年1月14日   第26回 マイル争覇(SP2) オープンサラ系4歳以上 別定 (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第11レース   復活V? そうでなくても馬券には! カツゲキキトキト
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

nagoya03.jpg 新旧入り交じる好メンバーとなったマイル争覇。この間隔で使えるのならカツゲキキトキトに期待したい。かつての圧倒的な走りは望めないかもしれないが、前走の走りからすれば馬券には来てくれそうだ。本来なら兵庫マイタイザンが対抗馬なのだろうが、かつての感じにない印象を個人的には受けるので、人気になるなら地元馬に絞ってみるのも手か。その筆頭は進境著しいアンタエウスゴールドリングも逃げることができれば見せ場以上が。堅実ウインハイラント、まだ上積みがあるサンデンバロン、元気いいトリマゴラッキらもムードはいいので。

 カツゲキキトキトは1年ぶりで9着に敗れた以外は格好つけているから、やはり地力があるということ。前走からしてそろそろか。「レース後はすぐに乗り込みを再開できたし、疲れは見られない。結果論だが、前走はいいスタートを切ったので、あそこまで下げる必要はなかったかな。そろそろ何とかしたいね」。

 アンタエウスは当地デビューで当初から評価されていた馬だが、兵庫でモマれひと皮むけた印象。ここでも楽しみを持ちたくなる。「いくらかトモの甘さが気になりますが、まあいつもそんな感じなので。ハミを替えた効果も走りに見られますし、以前と比べれば頭の高さも目立ちません。いい状態で臨めそうなので、チャンスがあると考えています」。

 ゴールドリングは再々転入初戦でも前走は好仕上がりで穴人気。しかし発馬でつまずき行けなかった。馬体などの雰囲気はいいだけに、ハナならまた違った結果も? 「発馬でつまずいたこともあるがちょっと負けすぎ。でも具合自体はいいし、使った上積みも見込める。あとは多少太めだったので、ひと絞りあることが理想かな」。

 ウインハイラントは地方では東海菊花賞以外すべて3着以内。東海地区限定だが前走で重賞もクリアした。ここも馬券は外さない!? 「前走勝ち後も順調な過程で、安定した状態で送り出せる。今回も前走のように好位で流れに乗って行ければだね」。

 サンデンバロンは今年の夏休み明けはいきなり3着に来たが、基本的には使いつつのはず。距離もいいし、まだまだ楽しめそう。「馬体が戻ったことも良かったのだろうが、いい走りを見せてくれたね。これを契機に軌道に乗せていきたい」。

 トリマゴラッキは勝つまでには至らないが確実に脚を伸ばしてくる。出来はよさそうだし、展開が少し向いてくれれば上位入線も。「マイル戦はこの馬にとって一番適性の高い舞台。なのでここへ申し込んだんだ。日程が詰まっているので強い追い切りはかけていないが、出来はいいし、強敵相手でも善戦以上を期待」。

おすすめ買い目

馬単 8→6 6→8 8→4 4→8 8→3 3→8 8→11 8→10

 

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