Odds Park 競馬

　前走１着馬がズラリと並ぶＣ－13組の特別だが、そんな中でもヤマニンパジャッソの前走時計が開催が違うとはいえキラリと光る。確かに相手は楽だったが、勝ちっぷりも楽。ひと皮むけたのなら追いかける手だ。この馬がまた強い競馬をするとみて相手は差し馬。安定感ではサトノバシリス、ワショウ。離れた２、３着争いならサンシエ、フクジュも差のないところだろう。

　ヤマニンパジャッソは前走の強さを見るとその前・転入初戦や門別での３走がなんだったんだろうと思うが、すんなり気分よくなら強いということなのかも。前走を信頼。「前走を見てもさらにパワーアップしている。距離もいいし、あの内容ならまだいけるだろう」。

　サトノバシリスは崩れたのは４走前だけで、あとは勝ち味に旺盛とは言えないまでも、自在に運んで上位を賑わしている。２着狙いで乗れば堅い？　「馬場にも慣れてきたし、変幻自在で頼もしい限り。ここでも相手なりの競馬ができるのでは」。

　ワショウは格付け後は比較的安定して走れている。時計が速くなるとどうかだが、仮にヤマニンが強い競馬をしても、２着争いは離れているはずで、それならば。「特別でも差はないはずだが、この枠だと窮屈な競馬になりそう。いかにロスなく運べるかだね」。

　サンシエは時計的にここだと劣勢だが、それゆえ来れば妙味があるというもの。主戦がヤマニンに乗ったので代打はベテラン大塚騎手だが、穴党御用達のジョッキー。時計はあとからついてくる？　「ここだと時計を相当詰める必要がありそうだね。試金石の一戦だろう」。

　フクジュは前記した中でも一番後ろからになるかもしれないが、いい脚で追い上げてくる。２着のない馬だが、それはたまたまだろう。３着はあるので。「堅実な差し脚が使えているし、相手なりに動けるタイプ。極端に時計が速くならなければ」。