Odds Park 競馬

新年あけましておめでとうございます。今年も園田姫路競馬を宜しくお願い致します。さて2021年園田開幕メイン本命は昨年350勝以上の勝ち星を積み重ねた吉村Ｊ騎乗馬ラー。自身以外はみなＡ１在籍馬だった前走度外視、相性抜群の内枠とメンバー弱化で即反撃。カツゲキダイオウの移籍後２戦はいずれも横綱相撲。着差以上に強い内容で昇級も問題なし。前走の上がり３ハロンはカツゲキよりも速かったシェアザモーメントも侮れない。斤量利してレースを優位に進める可能性も十分。以下は上がりの脚が問われる馬場なら台頭可能なキザシとアシャカド、安定感が戻ってきたガロ。

ラー…前走はオープン馬との混合戦で相手関係が厳しかった上、直線では馬場の重い内目を走らされる格好に。今回の相手関係は僅差だった２～３走前よりも手頃で、ようやく順番が回ってきた感。常に上がりが優秀な点から決め手問われる今の馬場も歓迎な上、ロスなく立ち回れる最内枠は願ってもない好枠。

カツゲキダイオウ…２連勝の勝ち時計は一見地味も、時計が掛かる馬場だったことを思えば不安視する必要なし。それにいずれも大外追走から力でねじ伏せる競馬だっただけに、立ち回り次第でまだまだ内容も詰まるはず。東海の雄カツゲキキトキトを兄に持つ血統馬、相手強化にも臆することはない。

シェアザモーメント…タフな馬場状態での上がり３ハロン38秒台マークは非常に価値あるもの。先行した２走前もそこまで離されなかったが、現状は前走のように1400メートル戦で脚を矯める競馬の方がパフォーマンスを発揮できる。斤量減ならより決め脚の鋭さが増してよく、Ａ２混合戦でも展開ひとつで台頭可。

キザシ…成績が振るわない近走も上がり自体はそれなりにまとめている。クラスに変化は無くともメンバー構成自体は近走より手頃となっているだけに、課題である集中力を保てるようなら一変まで十分。

アシャカド…淀みない展開を好むだけに距離延長は微妙だが、末脚が生きやすい今の馬場状態を考慮すれば脅威となり得る一頭。使いつつ徐々に現級ペースにも慣れてきた。

ガロ…長らく本調子を欠いていたが、最近は上がりに向いてから確実にひと伸びできるようになった。勝ち味には遅くとも過去には現級を制している実績馬、ここも堅実に迫る。