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2020年12月10日   第20回 名古屋グランプリJpnII・指定交流)A オープンサラ系3歳以上 別定 (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第11レース   出世レースでさらに弾みを!
全国公営競馬専門紙協会事務局

nagoya10.jpg◆中央馬
ミツバ…2019年の川崎記念の覇者。17年、18年とマーキュリーC(盛岡)を連覇している。名古屋(0200)は18年の名古屋大賞典と名古屋グランプリで、5~7歳にかけて交流グレード界で上位を賑わしてきたが、その川崎記念勝ち後は馬券がなく、年齢的なものも懸念される。惜敗続きの当地で奮起してもらいたいところだが。

ロードゴラッソ…2019年のG3シリウスS(阪神)で重賞初制覇。地方でも、勝ち切れないまでも善戦を繰り返し、今年3月の名古屋大賞典を勝っている。いずれもアングライフェンとの叩き合いを制しており今回も注目されたが、直前で回避となったのは残念。自身は放牧明けを使いつつ良化、春の再現を狙う。

サクラアリュール…重賞初挑戦となったシリウスSは3歳の好素質・カフェファラオに冷や汗をかかせる2着。オープン初戦が8着だったことや久々だったことからすれば、この秋はいいスタートを切れたと思う。JBCクラシックではさすがに歯が立たなかったが、一応地方の砂を経験。小回り2周がどうかも、この鞍上なら。

ダイシンインディー…3歳時に挑んだ兵庫チャンピオンシップ(園田)では2秒3差7着。5月に3勝クラスを勝ち上がったが、オープン入り後は全くいいところがない。(40114)の全成績が示すように、逃げ切りか、どこにもいないかのタイプ? ただ、ここは行かせてもらえそうな組み合わせ。小回りを味方につけて粘り込みを図る。

マスターフェンサー…地方交流に矛先を向けるとマーキュリーC、白山大賞典(金沢)を連勝。3歳時にケンタッキーダービーなどアメリカ遠征を敢行しただけはありそうだ。いい間隔で使えているし、レースぶりから2500mも特に気にならない。浦和記念組やチャンピオンズC組のいないここなら。
 

◆地方馬
メイショウオオゼキ…中央時は1000万までの(22139)。だが、兵庫に移るとオープン勝ちなど(53310)、六甲盃やオグリキャップ記念(笠松)2着など重賞戦線でも活躍した。距離自体はむしろ向きそうだが、地方馬同士での話。転入後の走りを見ると、とても強調はできない。

キーグラウンド…3勝クラスで頭を打っての転入だったが、当地の準オープンは楽勝。それもそのはず、中央時の2018年、1600万の門司Sを勝った直後にやってきた名古屋大賞典で3着に来ているのだ(2着ミツバとも0秒2差)。2走目で自身の上積みは何かと大きいだけに、地元筆頭として食らいついていってほしい。

グランドサッシュ…5月まで中央3勝クラスに在籍して(42834)、芝の長いところを使われていただけに、距離は望むところだろう。A級3組とはいえ転入初戦の豪快な追い込みはインパクト大だった。が、追い込みづらい馬場とはいえ前走は距離を求めて挑戦した2組で伸びあぐねている。この相手では…。

サウンドトゥルー…2015年の日本テレビ盃(船橋)を皮切りに交流グレード競走の上位常連。15年の東京大賞典、16年のG1・チャンピオンズC(中京)、17年のJBCクラシックと3つのG1級レースを制している。18年暮れから地方に籍を移したが、G競走こそ3着止まりも、南関東重賞は3勝。まだやれそうだ。

スパークルメノウ…転入当初はモタついていたが、ブリンカー装着で一変、3連勝でオープン特別勝ちを果たしている。ただ、その効果も薄れてきたのか、地元馬同士でも決めきれない現状。ここでは無欲で追走し、よほどハマって掲示板があればといったところか。

サザンオールスター…門別デビューで2歳夏に当地へ。2、3歳重賞戦線で活躍。古馬と走るようになってからも4歳時には笠松のオープン・東海クラウンを勝っている。が、昨年6月~11月にブランク。戦列に復帰してからはオープン下でたまに2、3着があるくらいという現状だ。

シンボ…2歳シーズン終了後に一時、岩手に籍を置いた時期もあったが、直近は中央のレースでも道営所属馬。かの地の主なキャリアは道営3歳三冠の北斗盃3着、北海優駿2着ぐらいだが、以後は長い距離を求めて中央遠征。2勝クラスの芝2600m(函館)は勝っている。ダートで古馬一線級とは初めてだが、経験を積むだけに終わりたくない。

◆レースの見解
 今年は浦和記念、チャンピオンズCから日程がなく、それらからの臨戦がなかった。この顔ぶれなら交流グレード連勝中の4歳マスターフェンサーが本命にふさわしい。次位も白山大賞典で0秒5差3着だったロードゴラッソ。以下、地方2走目サクラアリュール、単騎逃げ濃厚ダイシンインディー、実績はあるミツバといった感じだが、これらとなら10歳になっても地方所属になってもサウンドトゥルーでいい勝負になるのでは。南関東で開催がありながら森泰斗騎手が乗りに来たし。

◎マスターフェンサー
○ロードゴラッソ
▲サウンドトゥルー
△サクラアリュール
×ダイシンインディー
×ミツバ

おすすめ買い目

馬単 10→6 6→10 10→5 10→8 10→9 10→1 6→5 6→8 6→9 6→1

 

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