Odds Park 競馬

転入２戦目は逃げて後続を引き離して勝利したエイカイキャロル。距離短縮はむしろ好材料だし、控える形になっても問題ない。ムーンコムレードは先行して粘り強い。５走前にはＢ１馬相手に②着があるので昇級も不問。ダブルスプリットは発馬が五分に決まれば前進がありそう。コース２走目のマッタナシ、５カ月半ぶりを叩いたエイシンネメシス、先行激化ならマースチェルも。

エイカイキャロル･･･大外枠からダッシュを利かせてハナへ。後続を引き付けて４角で仕掛けるとエンジンがもう一段階点火、直線ではグングン伸びて②着に２馬身半差の快勝だった。今回は転入初戦③着だった1230ｍ戦になるが、当時は勝負どころで包まれて仕掛けを待たされる形になったのが堪えただけで、本来は適性十分と見る。ここもスンナリ先行できれば。

ムーンコムレード･･･前走は得意の先行競馬に持ち込めずとも勝利を収めた点に価値あり。元々相手なりに走るタイプで、これまで27戦して掲示板を外したのはわずか５回。現実に５走前にはＢ１馬相手にも②着している。昇級も関係なし。

ダブルスプリット･･･転入初戦の前走はスタートで立ち遅れてチグハグな競馬に。それでも上がり時計は上位と大きな差はなかった。ひと叩きした上積みが見込めるし、発馬を五分に決めて前付けが叶えば一変の可能性も。

マッタナシ･･･発馬後、外から被せられて中団からの競馬に。向正面中盤では前が詰まる場面もあったが、３角手前で外に持ちだして追い出しを開始すると上々の伸び脚で②着馬からクビ＋クビ差まで迫った。コース２走目だし、もう少しロスなくいければ前進が見込めそうで。

エイシンネメシス･･･直線で伸びあぐねたが、５月以来の実戦だったことが堪えた様子。その５月まではＪＲＡ１勝クラスで勝ち負けを続けていた実力があるだけに、前走だけで評価を下げるわけにはいかない。距離短縮も好材料だろうし、状態のアップも見込めるここは改めて。

マースチェル･･･Ｂ１クラスでは20戦して③着が最高。ただ終いに賭ける戦法に切り替えてからの近走はそれなりに安定した脚が使えている。先行争いが激しくなって流れが速くなれば出番も。