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2020年12月 2日   第22回 兵庫ジュニアグランプリJpnII重賞 2歳登録馬サラ系2歳 定量 (園田競馬)  

園田競馬   第11レース   ともに勝ち振り豪快デュアリストとゼンノアンジュが地方舞台で激突
全国公営競馬専門紙協会

sonoda08.jpg【中央所属馬の評価】
デュアリスト…前走のヤマボウシ賞(1勝クラス)がノーステッキのまま7馬身差を付けるハイパフォーマンス。まだまだ奥を感じさせる内容だった上、この中間は坂路で猛時計を叩き出すなど状態面の上昇も顕著。重賞級の器であることは間違いなく、初の小回りを苦にさえしなければ。
 
ゼンノアンジュ…過去の傾向から京都なでしこ賞(1勝クラス)組はジュニアグランプリ好走に結び付きやすく、本馬はそのステップレースを過去最速タイムで走破。発馬からの二の脚、追ってからの反応ともにグングン良化を遂げており、重賞を獲るに値する力量は十分備わった。
 
ルーチェドーロ…JBC2歳優駿(Jpn3)は踏ん張れず大敗に終わったが、現状はスピードを生かしてこそのタイプと思えるだけに距離延長が堪えた可能性が大きい。芝とはいえ重賞2着の実績はここに入ると価値があり、先行力生きる小回り1400メートルの舞台なら反撃可。
 
レディバグ…新馬戦は急仕上げの状態ながら瞬時に突き抜け5馬身差圧勝。コーナーでは外へ張り気味になるなど幼い面は残るものの、キャリアの浅さを補えるほどのポテンシャルは持ち合わせている。当然2走目の上積みは見込んでよく、この舞台でも惑星と成り得る存在。
 
ビーアイフェリペ…初勝利まで3戦を要したが、前走では勝負どころで位置を下げるなど捌きに苦労しながら勝利と、着差以上に中身の濃い内容。負けた2戦も物見をしたりとストレートに力を出せなかった影響が強く、実績の印象以上に秘める能力値は高い。
 
【兵庫所属馬の評価】
ツムタイザン…デビューから3戦無敗、前走では後続に圧倒的な差をつけ地元重賞制覇と、今年の兵庫大将格は有無を言わさずこの馬。デビュー当初に強く出ていたササリ癖が改善されるにつれレースパフォーマンスもグングン上昇。まだ奥があり対中央勢でも侮れない。
 
フセノチェリー…前走の地元重賞4着は淀みないペースを早めから追いかけたものだけに、着順以上の評価は与えられる内容。ただツムタイザンとは決定的な差を付けられただけに、更に相手が手強くなるここでは入着までか。
 
ハイクォーツ…馬体が絞れつつある上に馬装効果もあり内容は着実良化中。ただ元々は中央未勝利戦でまったく結果が出なかった馬、当時からの成長を見込んでも中央勝ち上がり馬が相手では厳しい。
 
サンゼント…兵庫移籍2走目で本来の手堅い走りが戻ったが、その前走メンバーは決して一線級とまでは言えないもの。今回は相手関係があまりにも違うだけに、上位は望み薄。
 
オンドレースンドレ…キャリア12戦はメンバー中で最多。ただレース経験を重ねてもなかなか粘りが出てこない現状で、ここに入るとより厳しい戦いを強いられる。
 
【他地区所属馬の評価】
ジョーロノ…小久保厩舎は過去の当レースにも度々管理馬を送り出しているが、実績面で言えばこれまでで最も優秀なのが今年参戦の本馬。平和賞2着は一昨年4着健闘トーセンガーネットと同じ戦歴、本馬はそれのみならず南関東重賞で既に3度好走。上位があっても驚けない。
 
【見解】
今年のJRAダート2勝馬はデュアリストゼンノアンジュの二頭。ともに勝ち振りも時計面も優秀で甲乙付け難いが、手応えからまだまだ余力が感じられたデュアリストを一番手に。ただゼンノアンジュも当レース好相性のなでしこ賞勝ち馬、成長も著しくそう差はない。ルーチェドーロの前走敗因は距離と見てよく、小回り1400メートル戦なら重賞2着の実力を遺憾なく発揮できそう。荒削りな走りでも圧勝決めたレディバグ、スムーズさ欠きながら突き抜けたビーアイフェリペの二騎もまだ奥があり侮れない。地方勢で注目は中央勢に対抗できる実績とスピード持つ浦和ジョーロノ
 
◎デュアリスト
○ゼンノアンジュ
▲ルーチェドーロ
△レディバグ
×ビーアイフェリペ
×ジョーロノ

おすすめ買い目

馬単 1→7 7→1 1→8 1→2 1→11 1→10 7→8 7→2

 

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