Odds Park 競馬

　火曜日のメインレースはＢ２クラスの1230ｍ戦。安定感のある先行馬や決め脚鋭い馬、勢いのある昇級馬などなかなか多士済々。組み合わせ次第では思わぬ高配当も十分有り得るだろう。本命はカレンエクスカリバ。門別から再転入後は惜しい競馬が続いているが、今回も内枠から先手を奪えそうなので引き続きチャンス。相手候補は展開が向きそうなイーリスと昇級も時計的に上位のオースミプリンセスの２頭。他には前走は終いの伸びが良かったオーキッドテソーロや決めて鋭いマルメロ、２度目の距離で慣れが見込めるシーオブセレニティがその後に続く。

カレンエクスカリバは門別から再転入後３、２着と安定した成績。それでも２走前は８馬身、前走は４馬身と後続にしっかりとした差をつけていた。今回は中１週の競馬なので速い時計は出していないが調教での気配は変わりなく良い。今回も内枠に入ったので先手を奪う競馬ができそう。今回は同型馬が外めの枠に入ったので有利に働きそうなので今度こそ決めてくれるだろう。

イーリスの近走は1400ｍ戦を使われてきていたが、本来の適距離は1230ｍ戦。そして時期的に冬場の方が成績が良く、一気に寒くなってきたことはこの馬にとってプラス材料。好勝負するにはある程度の条件が必要ではあるが、展開が向いた時の爆発力があるし、人気を落としたときは不気味な存在。

オースミプリンセスは転入後崩れたのはスタートでトモを落としてしまった２走前だけでそれ以外は常に掲示板に乗っている。前走はスタートを決めるとスンナリ３番手に取り付き、直線では前の２頭をキッチリ差し切った。前が残る展開ではあったが、時計は上々でこのクラスでも十分通用しそう。中間の気配も良く、勢いも感じる１頭。

オーキッドテソーロの前走は差し馬が台頭する流れではあったが、大外からシッカリとした末脚で伸びてきた内容は良かった。この距離では全て掲示板に載っており崩れていない点も強調できる材料。道中はどうしても後方からの競馬になってしまうので展開に左右されやすい馬ではあるが切れ味鋭い脚が発揮できる展開なら一気に浮上してくるだろう。

マルメロはここ２走連続で上がり最速をマークしている。脚質が追い込み一辺倒なのでなかなか展開が向かないが、上記のイーリスやオーキッドテソーロが差してくる流れならこの馬も一緒に差を詰めてくるだろう。中間も元気一杯でいつ好走してもおかしくないだろう。

シーオブセレニティの前走は大外枠だった影響で先手は奪えなかったが、園田で始めての1230ｍ戦でスンナリ先行するなどしっかりと対応していた。今回は連続でこの距離を使うので慣れが見込めるし、内枠に入ったので先手を奪える可能性が十分あるだろう。距離は違うが３走前にはこのクラスを勝っているほどで能力自体は上位の馬なので前走以上の走りが期待できる。