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2020年9月11日   第17回 園田チャレンジカップ重賞2 3歳以上登録馬サラ系3歳以上 定量 (園田競馬)  

園田競馬   第11レース   今年のチャレンジカップは主役級が揃いに揃ったハイレベル戦!
"全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 中村 龍海"

sonoda05.jpg上位拮抗という言葉だけで片付けるのは勿体ないほど、有力馬の層がとにかく厚すぎる今年のチャレンジカップ。昨年の1、2着馬に加えて勢い止まらぬ4連勝馬、更には中央オープン勢に善戦し波に乗る好調馬…上位馬はみな重賞を制すに値する器、豪華絢爛な競演にご期待下さい。さて上位の力量は微差で隊列読みも難しい状況だが、ひとつ可能性が高いのはペースが前がかりになるであろうこと。それならどの位置からでも脚が使えるナムラムートを一番手に指名する。園田3戦で使った上がりはすべて優秀、前走のサマーチャンピオンも上位の中央勢と同等の上がりラップを叩き出しており、注文通り決め手勝負となれば本馬の末脚炸裂が濃厚と見た。ナチュラリーは昨年同様に夏休みを挟んでのぶっつけ本番。昨年は2着に甘んじたが今年は息がシッカリできており、ハナを主張できさえすれば昨年のリベンジまで。斤量やペースなど問答無用で4連勝中ナリタミニスター、昨年覇者エイシンエンジョイ、決め脚強烈イルティモーネに復調ムードにあるヒダルマ…役者は出揃った!

ナムラムート…園田3戦は出遅れや力む面が出ながらでもすべて勝ち切り、前走のグレード戦サマーチャンピオンではハイレベル中央勢にも劣らぬ上がり時計で5着健闘。中央OP馬相手でも馬なりで好位置を取れたようにスピード値が高く、それでいて終いも確実に脚が使える万能型。センスはどの馬よりも抜けており、重賞獲りへ向けての実績と経験も十分蓄えた。枠まで絶好となれば自ずと勝利が見える。

ナチュラリー…昨年のチャレンジカップでは本来の粘りを欠いたが、陣営のお話では息遣いが本物でなかった昨年と違い、今年は帰厩後も頗る順調にきているとのこと。実際に追い切りも時計を要していた昨年と比べ、今年は既に好調時そのままの動きを披露している。地元馬同士のレースに限れば重賞戦含め3連勝中、ここも同型を制し自分の形に持ち込めさえすれば。

ナリタミニスター…吉村Jが手綱を取った4走前から走り振りが覚醒し4連勝。初重賞制覇成った2走前の金沢戦も当然評価できるが、常に斤量58キロとハイペースが重なりながら押し切っている地元戦の内容を見ると、より本馬の強さと充実振りが窺い知れる。まともに力を出し切れればここでも間に合うだけに、焦点は強力先行型が揃った中で普段通りの競馬ができるかどうかのみ。

エイシンエンジョイ…兵庫移籍後は崩れ知らずで、重賞も既に4勝をマーク。そして言わずと知れた昨年当レースの覇者であり、今年も堂々連覇を狙って駒を進めてきた。ただ昨年は2番手からでも押し切れたが、前記したように昨年は逃げたナチュラリーのデキが本物でなかった部分もあった。本質は逃げがベストなだけに、同型揃い+内枠でも自分のリズムで運べるかどうかが今年はカギに。

イルティモーネ…出遅れた前走が案外だったように完調までは今一歩の印象だが、そんな中でも道中ロスなく立ち回ったレースでは近走まったく崩れていない。ダートグレード兵庫ゴールドトロフィーで連に絡んだように嵌った際に繰り出す末脚は間違いなく重賞通用レベル。理想の内目枠なら流れひとつで一発あり。

ヒダルマ…連勝が止まって以降は長らく低迷が続いていたが、前走の摂津盃ではベストの逃げを打てずとも2着好走と漸くエンジン再点火。スピードに長ける馬が揃った中での外枠はややレース運びが難しいものの、実力馬が復調ムードにあるとなれば軽く扱えない。

おすすめ買い目

馬単 1→9 9→1 1→8 8→1 1→3 3→1 1→5 1→11 9→8 8→9

 

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