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2020年7月17日   夕顔特別B2 3歳以上サラ系3歳以上 定量 (園田競馬)  

園田競馬   第11レース   まだ奥を感じさせないマハーラーニー
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 中司 匡洋

sonoda06.jpg今回の本命はマハーラーニー。兵庫転入後から6戦6勝のパーフェクト。2走前まではスピードで圧倒するレース振りだったが、前走は番手からの競馬で勝利と対応力がある面も披露。まだ遊ぶ面も時折見せることもあり、着差以上の余裕を感じさせる。昇級のここも即通用の器だ。対抗パリスハートもこれまで兵庫では再転入を挟み9戦5勝2着2回という高い安定感を誇る。特に今年5月の復帰からは3戦2勝、負けた2走前も仕掛け遅れの形ながら勝ち馬とは0秒1差の2着と負けて強しの内容。勢いに乗る今なら背55キロでも好勝負可能。ほかでは、2走前の同距離戦で秀逸な上りで楽勝していたエムザックベルガー、マクり競馬に活路を見出した感のあるモズファヴォリート。前走不良馬場で持ち味が削がれてしまった感のあったダノンケンリュウエイシンメッセも今一度見直し。

マハーラーニー…前走はスタート直後の接触で行き脚がもうひとつ付かなかったが、それでも素早くリカバーし番手へ。直線も余裕をもって抜け出し2着に0秒6差つけての完勝。その前回でも抜け出してソラを使う面を出しており、馬自身には余裕十分。引き続き期待できそうだ。

パリスハート…2走前は差しに構えていた人気馬を意識するあまり、エンジンの踏み込みが遅れてしまっていたが、前走はその反省を踏まえるかのごとく、思い切った先行競馬からしぶとい粘りを見せて勝利。ここも強気な先行策なら連勝可能性は十分ある。

エムザックベルガー…勝負どころでアッサリ捕まってしまった前走内容は気懸かりだが、スタートからいつもより出していたことで引っかかり気味、1230m戦の忙しい流れも相俟ってタメが作れていなかったようにも映った。1400m戦で改めて。

モズファヴォリート…前走は向正面からの一気マクりでライバルたちを一掃。最近は集中力が続かず、ブリンカーを着けたりするなど陣営も試行錯誤を続けていたが、前回の競馬がひとつキッカケとなったようにも感じる。引き続き注意したい。

ダノンケンリュウ…前走は殿負けだが、末に賭ける同馬にとって不向きな前有利馬場でもあった。その当時から比べれば現在は差しも決まりやすくなっており、この舞台なら直線浮上の目もありそう。

エイシンメッセ…降級の前走は5着だったが、道悪と速い展開に道中脚を済し崩しに使わされてしまった感もあった。道中タメが作れる展開ならさらなる前進も。

おすすめ買い目

馬単 3→9 9→3 3→6 6→3 3→7 7→3 3→4 3→10 9→6 6→9

 

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