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2020年7月 8日   アマリリス特別A3サラ系一般 定量 (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第11レース   充実一途 デルマヴァンドーム
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

nagoya04.jpg 前走を勝って臨む3頭が上位を形成しそうだ。いずれも逃げて勝ち上がっているが、柔軟性でいったらデルマヴァンドーム。現在8連続連対中、今年に入ってから馬券を外していない堅実派だ。使いつつよくなってきたニシノライリーは外のぶん1つ下げた。ハナにこだわりたいライドとしてはこの中で一番内に入ったことを生かしたい。この前争いが少し火花を散らすようならシンゼンムサシヴェネトにも浮上の余地が生まれる。

 デルマヴァンドームはこのところの充実ぶりはこの中に入っても全く見劣るものではない。初距離も克服してしまいそうだ。「前開催はオープンの1900mに組まれたから休んだだけ。状態面に不安はないよ。1800mは初めてだけに何とも言えない面はあるが、レース巧者だし十分にこなしてくれるのでは」。

 ニシノライリーは慣れるにつれ当地に合った競馬ができるようになってきたのが何ともいい。この距離にもメドはついている。「ここ2走の出脚はなかなか。ほかに先行タイプはいるが、脚質に自在性があって距離の長短は問わない。ここもいいところでは」。

 ライドは2番手でも勝ったことはあるが3歳戦時。このあたりまで来ると行き切ることが条件のようだが、今はそれができるので。「ここ2走は逃げて連勝しましたが、条件が上がりますし、同型もいますからね。気分よく運べればハナにはこだわりませんが、どうでしょう」。

 シンゼンムサシは陣営は依然として控えめだが、少しずつ着差を縮めているのは間違いない。距離延長を味方にさらなる前進を。「1800mに延びるのは歓迎でしょう。まだシャンとし切れておらず完調ではありませんが、そこそこは」。

 ヴェネトは放牧明けの前走は仕方なし。叩いた上積みはそれなりにあろう。こういう距離で元中央オープン馬の本領を発揮したい。「叩いた効果はうかがえる。反動なんかも見られないから、変わり身があってもいいかな」。 

おすすめ買い目

馬単 6→8 8→6 6→4 4→6 8→4 4→8 6→7 7→6 6→5 5→6

 

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