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2020年6月17日   桜桃特別B1 4歳以上サラ系4歳以上 定量 (園田競馬)  

園田競馬   第11レース   混沌B1短距離戦線に新風を巻き起こす二騎の昇級馬
"全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 中村 龍海"

sonoda01.jpgB1クラス1230メートル戦は先月二鞍組まれ、いずれも勝ち馬から4着馬までの差がコンマ4秒差内。それほど今のこの路線は力量が拮抗しており、順列付けもかなり難しい状況。ただ今回に関しては勢いや実績で勝る昇級馬の存在が頼もしく、該当馬二頭を中心に予想を組み立てる。その二騎の力量差はほぼ無いに等しいが、より軸を任せられるのは3連勝中マリター。馬の成長もさることながら田中Jも完全に手の内に入れ能力が開眼。走破時計や上がりラップから現級通用の裏付けもあり、不発なき末脚を素直に信頼。対するエイシンセレブは真逆タイプのスピード型。マークされやすい立場な分で対抗評価としたが、現級2勝の実績からも格上の存在であることは明白。ハルカゼはベストの逃げこそ微妙だが、内枠なら好位付けでも対応できる。穴なら距離短縮で折り合い気にせず運べるクロフネプリンセスを。当距離安定株アシャカドクレバーペガサスも展開ひとつで。

マリター…移籍当初は戦法手探りで勝ち切れないレースも多かったが、田中Jが手綱を取り終いを伸ばす競馬に徹してから一気に軌道に乗った。一連の3連勝はすべて4角抜群の手応えから図ったように前を捕らえての完勝。反応の良さと直線のキレはB1級のここでも最上位だ。

エイシンセレブ…前走はメンバーやペースにも恵まれたが、休み明けだったことを思えば迷わず高評価を押せる内容。現級は既に2勝、休養前も現在Aクラスで活躍している馬と接戦を演じており、昇級のここでも格や経験値は一枚上。やや甘い発馬が無事に決まりさえすればまず勝ち負け。

ハルカゼ…ハイペースで飛ばしながらタイム差なしにまとめた前走内容からもやはり単騎逃げがベスト。それゆえ今回はエイシンセレブの存在が厄介になるが、ハナを奪えずとも小差だった2走前を見れば好位に控えても十分格好は付く。しかもその2走前は進路が開かず脚を余しており、スムーズに捌ければ更に。

クロフネプリンセス…兵庫移籍後は入着すらない現状だが、折り合いが難しく前半から出していけない部分も敗因のひとつ。ゆえに折り合いが付きやすい短距離戦なら位置取りも変わるはずで、ワンペースを好むクロフネ産駒という点からも距離短縮は非常に魅力。一変があるなら今回。

アシャカド…最後方から終い勝負に賭ける競馬が板に付き、展開が向いた前走では豪快な伸びで前方を一刀両断。今回も当然有力候補となるが、懸念材料は斤量が1キロ増える点。元々反応自体は鈍いため、斤量増により更に加速が付きづらくなると前走以上に展開の助けが必要になる。

クレバーペガサス…出脚自体はそう速くないが、ペースの緩急に弱いためワンペースとなりやすい短距離戦が最も合う馬。得意の道悪でなくとも近走堅実に駆けていることから調子の良さまで窺える。 

おすすめ買い目

馬単 2→12 12→2 2→1 1→2 2→8 2→10 2→7 12→1 1→12

 

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