Odds Park 競馬

　２走前の同条件では前の馬をとらえられなかったタイセイフルーヴだが、そう悲観することはない。前走ですぐ勝ち上がってきたし、しかも辛勝とはいえスゴい脚を使ってきた。このあたりでは一枚も二枚も上の存在。特別でも３勝目を期待していい。相手は逃げるダズリングビーチ、相手なりジーガスリッド、久々でもダズリンの素質、パワフルドンキの差し脚。

　タイセイフルーヴはすでにこの条件で２着あり。当時より手薄だし、前走も上がりは36秒台。たとえ後ろからになったとしても！　「極端なレース運びしかできないが、しまいは確実に切れる。前走も上がりは最速だし、極端に置かれることがなければ」。

　ダズリングビーチはブランク後（２１０１）、すべてハナを切っている。この枠、この相手なら逃げるにしかず。それでどこまで。「変わりなくきているし、自身の力は発揮できる状態にある。層は厚くなるが、すんなり運べれば善戦が可能では」。

　ジーガスリッドは最初のクラスアップ７着は取り消し明け。２度目は０秒５差４着。以後勝てないまでも３着を外していないので。「ローテ通り至って順調。一枚上がったここでの力関係がどうかだが、１４００ｍは堅実。あらためて期待したい」。

　ダズリンは時計的にも（２００１）という数字的にも狙いたくなるところだが、いかんせん半年ぶり。常識的には叩いてから？　でも、この顔ぶれだし。「寒い時季は放牧調整に出していたし、まだそんなにピッチも上がっていない。いきなりこの条件ではどうだろう」。

　パワフルドンキは最後ひと脚使えるのは前半ゆったり運んでいるから？　さばくのが大変だが、人気馬が早めに動いてくれれば。「前走にしても追走が手一杯の内容だからなあ。それに距離短縮ときてはなおさら厳しいよ」。